下に行くほど、古くなります。

2001年 7月

 

21日(土)

自分の身は自分で守る

  また、また、サボってしまいました。すみません。

 毎朝、私は愛犬と30分ほど散歩に行きます。
 この愛犬が、雑種ですがかわいい。こんな事を言うのは飼い主くらい。親ばかならぬ、飼い主バカです。

 本題はこれではないです。

 その愛犬との散歩中、ここ10日ほどの間に、同じ場所で3回の交通事故現場に出会いました。
 いずれも事故の瞬間を見たわけではないのですが、すべて、原付と車の衝突です。
 この場所は、車1台通るのが精一杯の道の交差点、しかも見通しはよくありません。すぐそばの大きな道は通勤時間帯は渋滞するので、一部の人が抜け道に利用しています。

 毎日その交差点を通っていて気が付いたのは、ほとんどの車、バイクは一旦停止をしません。
 スピードを緩める事はあっても、止まる人は希です。
 特に、バイク。中にはスピードを落とさない人もいます。

 交通事故になった場合に、車対バイクだと車の方の過失責任をまず問われます。
 確かに法律上の責任は車にあるのかもしれませんが、事故にあって痛い思いをするのはバイクの方です。
 まかり間違って、命を落としたとしたら。
 いくら車の運転手に責任があるとしても、バイクに乗っていた方にすればそれこそ、死んでも死にきれません。例え相手に100パーセントの過失があるとしても、死んでしまっては元も子もないのです。

 話は変わって、先頃、またもや沖縄で若い女性が米兵に暴行されました。
 深夜の2時頃、米兵が集まる酒場で、泥酔状態になった女性を、米兵はその女性が店を出るのを追いかけて、駐車場で暴行した、と言うのが、新聞などで報道されました。
 ただ、米兵は『合意だった』と言っているようですが。

 ここからは、私の中の常識ですので、考えを異にする方、気分を害する方がいらっしゃたらごめんなさい。
 ちょっと厳しい事を書きますので、先にお断りしておきます。

 若い女性が、深夜、一人で(たぶん)、米兵がたむろしている酒場で、へべれけに酔っぱらっている状態。
 元々、この酒場は、若い女性が米兵目当てに集まって来る事で、地元では有名らしいです。
 これらの状況を考えたとき、『襲ってください』って言ってるようなもんでしょう。
 私は、米兵の合意だったと言う言葉、もしかしたら本当だったのかも、と思っています。
 例えば彼女の英語力に問題があったとしたら、泥酔状態ではっきりと『NO!』と言えなかったのでは。
 チヤホヤしてもらえるような中途半端な英語で、米兵に取り入っていたのでは?

 もし、彼女が本当に自分の身を大切に思うのなら、自身の行動を見つめ直すべきではないでしょうか?

 例え相手の過失が100パーセントでも事故で大けがをしたり、命を落としてはつまらないと思います。
 自分にはその気はなくても、相手を挑発するような格好をしていて襲われては心に傷が残るでしょう。
 他にも最近、出会い系サイトでのトラブルもよく耳にします。 

 確かに、虎穴にいらずんば虎児を得ずなどと言いますが、これはそれなりにリスクを背負う代わりに得るものもあるわけですから納得しているのならそれで良いと思います。
 しかし、それがいやなら、と言うより、得るものがないのであれば、君子危うきに近寄らず。
 日本人は安全はタダと思っていると言われていますが、身の回りには危険がいっぱいあるのに気づいていないだけではないでしょうか?

 もっと自分の身は自分で守る気持ちを持った方がいいのではないでしょうか。
 例え青信号でも、すぐに渡らない。若い女性なら、夜歩くときはもう一枚上着を着る。など、身近な事から考えてみませんか?
 

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