下に行くほど、古くなります。

2004年 2月

 

4日(水)

自衛隊

 ずいぶんと長い間サボってしまいました。
 いつまで続くかわかりませんが、無理しないで少しずつ書いてみます。
 気のある方は時々でも覗いてみてください。

 いよいよ自衛隊が本格的にイラクに派遣されはじめました。
 あちこちで一部の人が『派兵だ』『戦闘だ』と無理にねじ曲げた解釈で騒いでいます。
 よくもまぁこんなに曲がったものの見方が出来るものだと感心してしまいます。

 そんなことはさておき、やはり気になるのは自衛隊員の安全です。
 イラクの復興に寄与することも大切とは思いますが、まず自衛隊員全員が無事であることが何よりも最優先されるべきだと思います。
 派遣地は決して安全とは言えない地域と言うことで、何が起こるかわかりません。
 今回の派遣に対しそのような危険な地域であるにもかかわらず、自衛隊を派遣することになったのは、組織としての行動力、装備、訓練など、そして何よりいざというときの危機回避能力を考え、今回の任務の遂行は自衛隊員でなければ務まらないと言うことになったのではないかと思います。
 また、NGOなどの民間人もいますが、彼らの出来ることはイラクの人々一人一人の生活に密着した支援であり、自衛隊はイラクの国としての機能を回復させるための支援であるという全く別物の活動だと思います。

 今回の派遣で気になったことがひとつ。
 本隊第一陣の出発の際に、総理大臣も防衛庁長官も出席していないのが残念でした。
 日本国のために危険な地域に派遣することの決定権を持ち、事実派遣を決定した本人が彼らに直接語りかけ、激励するのが当たり前と思っていましたが・・・。
 こうなればせめてアメリカのブッシュ大統領のように、総理大臣自ら現地に赴き自衛隊員の労をねぎらって欲しいと思います。

 そんな訳で、自衛隊員の無事の帰国と任務の完遂を願って『黄色い旗』を店先に掲げます。

 

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