下に行くほど、古くなります。

2006年 4月

 

28日(金)

歯磨き

今回の連休初日は前回の連休に続いて田辺市の住吉歯科医院さんに行ってきました。
妻の顎関節症の治療と私の歯周病対策の指導をしてもらいました。

私の奥歯の歯周病はすすんでいるという事でこのまま放っておくと歯が抜けて、次にはその手前の歯も悪くなって、と進行していくとドンドン抜けていくかも・・・。
と言う事で歯茎に健康を取り戻すための歯磨き方法の指導と、その前に歯磨きをしているようでも磨けていない事を見せてもらいました。

まず始めにきちんと歯が磨けていない部分を知るためにと言う事で、赤い薬を歯に塗って、口をすすぐと磨けていない部分だけが真っ赤になります。
鏡で口を見せてもらうとなんだか食後のドラキュラのようです。
(実はこのときちょっと楽しくて、うれしかったのですが・・・。)
もちろん朝、一応歯磨きをして行っていたのですが、それでも歯と歯の間の部分はほとんど磨けていませんでした。

スタッフの方が実際に歯ブラシを使って歯と歯の隙間に歯ブラシの毛先を差し込みながら前後に動かす方法を教えて下さったのですが、これが結構難しい。
毎日繰り返していればそのうちうまくできるようになるという事でしたが、それでも慣れるまでは歯磨きに30分くらいかかりそうです。
これ以外にも歯と歯茎の境目に汚れが溜まり、それが歯周病に繋がるという事で歯と歯茎の境も歯ブラシを斜めに当てて磨きます。
こちらも歯茎のマッサージ効果もあるという事で15分以上磨くのが良いそうですが、そうなると歯磨きだけでかなりの時間が・・・。

住吉先生が言うのには、テレビを見ているとき見ながらでいいからと。
歯がドンドン抜けてくるのも嫌なのでとにかくがんばって歯磨きします。
で、現在の私の歯磨き状況は、まず電動歯ブラシで約5分歯と歯茎全体を磨き、その後歯間ブラシで歯と歯茎の隙間の汚れを取り、普通の歯ブラシで10分あまり奥歯を中心に歯と歯茎を磨きます。このとき歯と歯茎の間に歯ブラシの毛先を差し込むように動かしたり、前歯の部分では上下に動かしたりもします。
一ヶ月くらいがんばれば少しは歯周病もマシになってくれていないかと期待を込めて。

皆さんも一度歯の健康診断を受けてみてはいかがですか?

25日(火)

当たり前

前回の駄文で道に迷った若者に道を教えてあげなかった事を書きましたが、その後に数名の方からお叱りを受けました。
『迷っていると思うのなら教えてやれよ』と怒られたり、『自分好みのオネエちゃんやったらどうした?』と核心をつかれたり・・・。。
でも、本当に気が付いたときには結構距離があったし、通りすがりに訊かれていればもちろん絶対にちゃんと教えてるし・・・。
ま、何を言っても言い訳でしかないですね。

一年前の今日、JR福知山線で大事故がありました。
テレビ、新聞等のマスコミではこの数日様々な形で報道されています。

亡くなられたご遺族の方、現在も治療、療養が続いている方は未だにその心労からは全く解放されていないようです。
一日も早い回復、復帰を願うばかりです。

事故原因についてもスピードの出し過ぎである事は明白ですが、それに至る経緯に対する対策はなされているのでしょうか?
そもそもJRが秒刻みのスケジュールで運行していた背景には競合私鉄との乗客獲得競争がありました。
競合私鉄よりも速く、運行本数が多いから便利という宣伝文句だったと思います。
速い、運行本数が多い=過密スケジュールというのは当然の成り行きで、過密スケジュールと言う事になれば少しのミスも許されず、それが運転手へのプレッシャーとして必然的にのしかかってきます。
しかし、速い、運行本数が多いという便利さを要求したのは乗客です。
そしてそれに応えたのがJRです。
JRでは乗客の要求に応え、『便利』を一番に掲げたのです。

もちろん乗客の側は『安全』は当たり前のものとしてその上で『便利』を要求し、JR側も『安全』は当たり前に確保出来ていると思って『便利』に応えたと思います。
ところがその当たり前の『安全』は、『便利』の前にもろくも崩れ去りました。

そう言えば偽装マンション問題でも買った人たちは生活に便利、交通の便がいい、間取りが暮らし易いなど便利な良いマンションだと言っていました。
ここでも買った人たちは当たり前に安全が確保出来ていると思ったところが、あろう事か意図的に安全を排除していました。

『当たり前』の事には有り難みを覚えず、気づかない内に崩壊する事が多々あります。
普段の生活で当たり前に暮らせる事に感謝し、当たり前の生活を守る事に努力をしないといけませんね。
当たり前を守るのが案外一番難しいのかもしれません。

22日(土)

♪まいごの、まいごの...

今朝、犬の散歩をしていると前方からスーツ姿の若者が地図らしき紙を片手に、もう一方の手にはキャスター付のカバンを引きながら走ってきました。
彼は私と犬の横をすり抜け疾風のようにとはいきませんでしたが、それでも結構あわてた様子で通りすぎていきました。
たぶん初めてのところに行く途中でしょうが、時間が迫っているのでしょう。

5分ほど歩いたところで犬が草むらの臭いをかいでいたので、何気なく回りを見ていると先ほどの若者がやはり駆け足で今度は戻ってきます。
忘れ物をしたのかどうなったのか事情はわかりませんが一生懸命走っています。

その先には駅があるのですが彼は駅のところまで戻るようです。
私は犬と一緒に駅のところでUターンをし自宅の方へと歩いていきました。

自宅の方に向かう歩道の草むらで犬が何度も臭いをかぎ、そのたびに歩を止めます。
何回目かの止まったときに何気なく駅の方を見ると、先ほどの若者が手に持った地図らしき紙をあっちに向けたり、こっちに向けたりと何度も回りの状況と比べています。どうやら彼は道に迷っているようです。

彼の事が気になって見ていると何人もの人が横を過ぎていくのに、尋ねようともせず相変わらず一生懸命地図と回りを見ています。
思わず心の中で『おい!今その隣にいる人に聞けよ!』と。
戻って教えてあげればいいのでしょうが、彼と私の距離が少し離れていた事とそんなにわからなければ訊けばいいのに訊こうとしなかった事に少し苛つき、わざわざ戻ってまで教える気になれませんでした。

子供の頃から親に『目と口と耳があるのだから一人で行けるよな』とおつかいや用事に行かされていた私には彼の行動がなんだか『こうして地図を見ながら困っていれば誰かが声をかけて助けてくれる』と思っているように見えたのです。
本当に意地悪な私です。

で、結局また違う道の方に走っていったのですが、彼はどうなったのでしょう?
そんなに気になるのなら教えてあげれば良かったと思う気持ちと、これを機に人にものを尋ねる事を覚えろよと思う気持ちが交錯しています。

19日(水)

モノ作り

私が子供の頃は輸入品の事を『舶来品』と言って、持っている人たちは自慢し、私も子供心に『舶来品』と聞くだけでうらやましく思いました。
当時の日本製品は敗戦後と言う事もあり『安かろう悪かろう』の製品ばかりで、アメリカを初めとする外国製品には到底及ばない品質でした。

ところが、敗戦で辛酸をなめた元日本兵たちはその後モノ作りに戦いを見出したかのごとく日本製品の品質向上に戦いを挑み、元来日本人が持っている勤勉さと器用さをフルに活用して次々と外国製品に負けない製品を世に送り出しました。
こうして『made in Japan』はやがて世界を席巻し、あげくにはアメリカを初めとする諸外国から経済制裁を受けるまでになりました。

こうして日本のモノ作りが世界で認められ日本経済の高度成長へと繋がります。
正に日本のモノ作り技術の絶頂期でした。

ところがモノ作りの堅実な好景気から、楽して儲けるとでも言うのか、株や土地を利用して単にお金を動かすだけのバブル景気を迎えます。
意外とバブル景気は長く続きましたが、それでも本来は価値を伴わないモノに付いた異常な価格ですから、やがては本来の価値、価格へと戻り、額に汗しないバブルは弾けました。

最近ではモノ作りを忘れた日本を尻目にモノ作りの中心は人件費の安い中国や東南アジアに移行しているようですが、それでも元々の技術は日本から持って行き現地で指導しているのが現状です。
つまりまだまだモノ作りの根幹は日本にあると私は信じています。

私の長男はコンピューターソフトを作る会社で働いています。
彼が自分自身で仕事として選んだ道です。
就職が決まったときに私は彼に言いました。

コンピューターを扱う人は、『コンピューターで何でも出来る。コンピューターがあればどうにでもなる。』とよく言うが、それは違う。
勘違いしてもらっては困る。
そもそもコンピューターというのは機械だ。
機械である以上は人の手で作られたものである。
つまりはコンピューターが万能ではなく、コンピューターという道具を作ってもらっているからこそお前らの仕事があるんだ。
決してコンピューター万能と驕る事の無いように。

このようにモノ作りが基本である事を彼に話しました。

古代に石器などの道具を作る事が始まって以来、モノ作りは人が生きていく上で大事な事の一つだったのではないでしょうか?
そろそろ日本人本来持つモノ作りの心、技術、勤勉を取り戻して欲しいと思います。

模型屋という商売でモノ作りの楽しさを提供するのも私の仕事の一つかと思います。

それにしても最近は戦後の日本製品のごとく『安かろう悪かろう』が増えたように思うのは私だけでしょうか?

ところで作る事が喜びであり、本分の模型であるにもかかわらず、タミヤを初めとして模型屋の本分を忘れ、完成品が多くなってきた昨今ですが、模型屋にこだわっているメーカーもあります。
昨年の『スターウォーズ ミレニアムファルコン』を始め、あっと驚く製品を発売し続けるメーカー『ファインモールド』でもモノ作りに警鐘を鳴らしています。 http://www.sala.or.jp/~fm/waruiko2.htm
タミヤの社員も一回読んでみな!模型屋の使命を考えろよ。っても無理か・・・。あの社長の下では。

15日(土)

おおち眼科&明恵峡温泉

昨日の続きです。

この日は田辺からの帰りにももう一軒お医者さんに行く予定がありました。
有田市にある『おおち眼科』です。
ここの院長も当店の10年来のお客様です。
ここでは私の眼圧が少し高いので診てもらっています。
院長に聞くと4時過ぎくらいが空いている事が多いというので、白浜で遊んでいたのには時間を調整する目的もありました。

4時半頃におおち眼科に到着し、私の定期検査と妻が目がかすむという事で妻の目も色々と検査をしてもらいました。
私の眼圧も安定し、妻は遠視用の眼鏡を買うための処方箋を書いてもらいました。

こうして予定が終わって帰ろうと思って車を運転中に閃きました。
明恵峡温泉へ行こう』。妻に言うとタオルも替えの下着も持っていないからと渋っていたのですが、折角近くまで来てるからと強引に車を走らせました。

30分あまりで明恵峡温泉に到着、タオルを買って入浴。
ちょうど暗くなりかけで露天風呂にも雰囲気良く入る事が出来ました。

小一時間ほど温泉を楽しみ、ようやく帰宅の途に。
和歌山に着いてからお気に入りのラーメン屋さんへ。

さて今回の小旅行とも言うべきドライブ&病院巡りには当店の愛犬『ジュン』も同行しました。
最近は留守番が出来なくなって近所の人の話だとジュンを置いて出かけたときは小さな声で『ヒュ〜ン、ヒュ〜ン』とずっと鳴いているらしいのです。
近所にご迷惑になってはいけないと思い、最近は出かけるときは出来るだけ連れて行っています。
幸いにも乗り物酔いはしないし、車内ではお漏らしもしないので『ま、いいか』と連れて行きます。
もちろん私たちが車から降りるときは車の窓やサンルーフを少しだけ開けて車内の温度が上がらないように、また出来るだけ陰になるところに駐車します。
今回も何度も車内に取り残されましたが、それでも家で留守番よりはマシなのかなぁ?
こればかりは彼の気持ちはどちらなのかわかりませんが・・・。

14日(金)

住吉歯科医院&歓喜神社

今回の連休は妻の体調も良かったので、久しぶりに田辺市の住吉歯科医院に行きました。

お忘れの方もいらっしゃると思いますので、まず田辺市の歯医者さんになぜ行くのかを改めてご説明します。

妻は昔から顎関節症で、普段はカックン、カックンとなる程度なんですが、時々ほとんど口が開かない状態になる事がありました。
そのことを当店のお客様でもある住吉先生に話すと模型を買いに来るときに道具一式下げて診て下さいました。
往診してもらって済む事もあるのですが、レントゲンを撮ったり、マウスピースを作る技工士の方に直接診てもらったりするために時々病院に行きます。

ところが昨年秋からの妻の膠原病が悪化した事で、顎関節症の治療はお休みしていたのですが、たまたま先日住吉先生が御来店の際にレントゲンを撮りたいので体調の良いときに来院するようにと言われていました。

田辺市まで行くのも高速道路が出来たおかげでずいぶんと楽に早く行けるようになりました。
また通勤時間割引を利用出来る時間に行ったので、高速代も1,050円とお得でした。
(これはETC装置を頂いたN田さんのおかげです。)

今回も一時間以上もかかって妻の歯の状態や顎関節症の状態を診て頂き、歯の治療もすることになりました。
待合室で妻の治療を待っていると、先生の奥様が私に『ついでに診察します?』と聞いて下さり、妻の治療に時間がかかりそうだという事で私も検診してもらいました。

で、前歯が虫歯になりかけているのと、奥歯で歯茎が弱っているという事で虫歯の治療と歯茎の健康を取り戻すように歯みがきの時にしっかりマッサージをするようにお話しをして頂きました。
虫歯の方は先生に無理を言って一回で直してもらいました。
幸いにも軽い虫歯だったようで、何とかなったようです。

妻の方はもう一回通院しないといけないという事で、二週間後の連休に再び予約をお願いしてきました。

ところで、最近当店に田辺市方面からお見えになるお客様が住吉先生を初め数名いらっしゃるのですが田辺市からお見えいただくお客様にお知らせです。
次回4月26日(水)に神島台の住吉歯科医院に行きます。
時間は11時前に到着、12時半頃までいると思います。
もしご用の方がいらっしゃればメールでご連絡下さい。

診察が済んだあと、折角ここまで来たのだからと通った事はあっても入った事の無かった白浜空港に見学に行ったのですが・・・。ま、話のネタにもならないです。

虫歯治療の際に麻酔をしたので、すぐにお昼ご飯を食べる事も出来ず、白浜の町内をグルグルと走っていて思いついたのが下ネタ大好き人間が行くところ『歓喜神社』。
未成年の方には見せられませんが、下ネタに嫌悪感を示さない方なら一度は楽しいと思います。
また、おみやげもおもしろい物がいっぱいあります。
男神女神結合像やラマ教尊像、密教仏像などを展示した美術館と併設なので入場料が必要ですが、その分楽しめます。
ぜひ、奥様とご一緒に。

11日(火)

面接

毎日の犬の散歩の途中で近々オープン予定のお店があります。
散歩ではそのお店の前を行きと帰りの2回通るのですが、行きは大きな道路を挟んで向かい側、帰りはそのお店の前を通ります。
近所に新しいお店が出来ると言う事で気になり、責任者でもないのに通るたびに『あぁ〜。今日はここまで出来てる。』『あの部分はどうなるのかな』など毎日チェックしてしまいます。

10日ほど前の事です。
いつもと同じように犬の散歩をしながら、まずは道路を挟んだ向かい側から見ていると、次々と若い女性が自転車、ミニバイク、車で来ています。
その日はそのお店で働くアルバイトの方の面接をしているようでした。

いつものように途中で折り返して、今度はそのお店の前を通る歩道を歩いていました。

散歩の時には犬のウンチを必ず拾って帰るのですが、一番上手に犬のウンチを拾うには私なりのコツがあります。
歩きながら犬の肛門をよく観察していると、ウンチが出そうになると肛門が少し赤みをましてきて、ぷっくりと膨らみだし、ヒクヒクとなります。
そうなると即座に犬はウンチの姿勢になります。
そこですかさずお尻の下に紙を差し入れるのです。
そうする事で見事にウンチは紙の上に出て、きれいにとれます。

つまり犬の散歩をしているときは常に、犬の肛門を見ています。
あとはよそ様の玄関先や花壇などにおしっこをかけないようにも犬をコントロールします。
さてこうして犬の肛門を見ながら(こう書くとなんだか変な感じですね)散歩をしているとそのお店の前にさしかかりました。
私は犬の肛門に注意を取られていた事もありお店の駐車場に歩道を横断して車が入ってきた事に気づくのが遅れ、駐車場入り口の手前でクラクションを鳴らされました。
思わず犬のリードを引き、自分も後ろへ下がりました。
見ると目の前を若い女性が乗った軽自動車が通り過ぎて駐車場に入っていきます。

どうやらこのお店に面接に来た人のようです。
たまたま歩道の植え込みで犬がおしっこをしたり、臭いをかいで時間がかかっていると先ほどの女性が車から降りてお店に消えていきました。

今の人の格好と言えばそれまでですが、お尻が見えそうなズボン、短いシャツ、引きずって歩くようなサンダルと到底面接に来たとは思えないような格好。
おまけに歩き方もだらしない。
私なら絶対に雇いたくないです。

このとき私が思ったのは、面接って面接会場で行うと思いますが、そのまえの会場に入る前から観察した方が良くないか?と言う事です。
面接会場ではどの人も自分を隠すでしょう?
面接のマニュアルや講習まであるそうですから、雇う側にすれば本当の人物像ってなかなか見えにくいのではないでしょうか?
たとえば駐車場で整理係のフリをして、駐車場にはいるときから面接会場に至るまでにもそれぞれの人の観察をすれば面接会場では見えてこない部分が見えてよりその人を知る事が出来るのではないでしょうか?

この駄文をお読みの方で人事を担当している方がいらっしゃれば今年の採用はすでに終わっていると思いますが次回採用時にはいかがですか?

8日(土)

野半の里

今日は風は強いのですが本当に良いお天気です。
各地の桜も一斉に花開き始めたようです。
今日、明日はお花見どころはどこもたくさんの人出でしょう。

私も一昨日のお休みに午後から根来寺に行ったのですが、あまりの車と人の多さに、妻が『この中で歩くのは足がちょっとツライからもういいワ』と言うので、車の中から少しだけ眺めを楽しみ、車から桜が見えそうなところをドライブしました。

さすがにこの時期は車で走っているとあちこちに桜が咲きとてもきれいでした。

根来寺の花見を諦めた私たちは以前から気になっていた『野半の里・蔵の湯』と言うところに行ってみる事にしました。

ここは元々は酒造メーカーさんだったそうですが、平成15年・秋に温泉を開業し、他にも和食レストラン、洋食レストランなどもあります。

今回は突然に行く事にしたので、お風呂の用意などは持っていなかったので、とりあえず下見という事で行きました。
また、地図を持っていなかったので(私の車にはナビなどと言う文明の利器は付いてないんです)以前にサイトで見た記憶を頼りに走ったのですが、私のイメージではもう少し近いと思っていたのに思っていたより遠く、時間がかかりました。

車を駐車場に止めて入り口を入ると中央に庭があって、周囲にいくつかの建物があります。
和食、洋食のレストランと喫茶風レストラン、おみやげ売店などがあって奥にお風呂の建物があります。
おみやげ売店では元酒造メーカーという事でお酒に関する商品を中心に、和歌山のあちこちの名産品も色々と売っています。
また、私たちが行ったときは営業していなかったのですが、屋台のような設備もあったのでたぶん人出が多い日曜日か夏場などにはもっと賑やかになるのではないでしょうか。

今回は下見という事でお風呂には入らなかったのですが、ここのお風呂の泉質は日本で4番目だと書いた紙が貼ってありました。ちなみに1番は有馬温泉だそうです。
次回は是非お風呂に入りに行きたいと思っています。

4日(火)

謀略?

とうとうと言うか、ようやくと言うか民主党の永田議員が辞職です。
前原代表を始め執行部が総退陣すると言う事態になって、さすがの永田議員も辞職せざるをえなくなったようです。
それにしても永田氏とはどれほど偉いのでしょう?
だって、執行部が総退陣してから自身が辞職って、物事の順序としては逆じゃないでしょうか?
もし執行部がそのままだったら、永田氏も辞めてない可能性があるわけでしょ?

仮に偽物のメールをつかませれたと言う事であったとしても、国会の場であれほど大きな声を張り上げて個人を徹底的に攻撃し、その後も確たる証拠の提出もなく、あげくに偽物でした、申し訳ありませんでしたで済む問題でもないと思っていましたから、今回の騒動の幕引きとしては当然と言えば当然で、むしろ遅すぎたと私は思います。

さて、遅すぎたというのにはもう一つ。

メール問題がおきる前に国会審議の中心となっていたいわゆる4点セット。
耐震偽装、BSE、ライブドア、官製談合の審議はどうなったのでしょうか?
メール問題で永田氏が無駄吠えをするまでは国会ではこの4点セットで自民党と民主党が対決、事によっては自民党も苦しい立場に追い込まれるのではないかと思っていました。

が、メール問題ですべてがどこかの国の昔の話のように消えてしまいました。
こうなると今回の件で一番得をしたのは自民党ではないでしょうか?
と言う事は今回の偽メール問題は自民党が仕掛けたのでは???

つまりこういう事です。
自民党としては何とか4点セットから国民の目をそらして切り抜ける方法を考えました。
一番いいのは民主党に不利な材料を作る事です。
そこで、老練狡猾な(?)自民党がエサを考え、そこに見事に食いついたのが世間知らずのおぼっちゃま議員。
食いついてくれれば、あとは攻めやすい。だって自分たちで考えていた筋書き通りに事を運べばいいのですから。
さらに自民党にとって予想外の好都合は、民主党の事後処理の悪さ。
辞職はしないとか、前原体制続投とか、どう見たって世間や党員が納得しない状態が異常なくらいに続く決断力のなさ。
こうしてまんまと自民党は涼しい顔で自分たちのペースで審議をすすめ、国会は閉会。

その後の報道では同メールは他の議員でも知っていた人がいたようですが、真偽がはっきりしないとか、メール提供者が信用出来ないとかで、相手にしなかったとか。
そんな物にひっかかったおぼっちゃま議員のわがままで国会審議が出来なかったとは、なんとも情けない話です。
もっと早くに民主党が決断していれば、4点セットだって審議出来たのでは?
偽メール問題よりもこの審議を出来なかった罪の方が大きいのではないでしょうか?

結局は民主党は壊滅的打撃を受け、あげくには小泉首相からエールを送られる始末。
まだまだ、日本の二大政党制は程遠いようです。

さて、今日の偽メール自民党謀略説はあくまで私のフィクションですから、決して信用しないで下さい。
私の自民党謀略説がまかり間違ってまたどこかのおぼっちゃま議員の耳に入って、自民党を糾弾するなんて事になったら、また次の国会審議も止まりかねませんから。
なぁんてね。

1日(土)

結婚記念日 27回目

今日は私たち夫婦の27回目の結婚記念日です。

昨年は妻の膠原病の悪化という思いがけない事がおこり大変な年でした。
皆様にはご心配をおかけしましたが、最近はおかげさまで妻の状態も非常によい方向に向かっています。

現在妻は2週間に一度の割合で主治医のところに通っていて、月に一度くらいの割合で血液検査をするのですが、先日の検査の結果はとても良好でした。
血液検査では4項目の数値を調べるのですが、そのうち3項目は基準値内に収まり、あと一つの数値も上限が『220』なんですが、『236』とほぼ基準値になりました。
免疫抑制剤の服用量はそのままですが、ステロイド剤は半錠減らしてもらって3錠となりました。
このままですべての数値が基準値内に収まり、さらにステロイド剤を少しずつ減らせるようにもう少し妻にはがんばって欲しいと思っています。

検査数値上だけで回復しているというわけでなく、現実に体の方も楽になっているようです。
先日も食事中に妻が『ねぇ、今、私が一番うれしい事って何かわかる?』と聞くので私はてっきり私の愛情と思ったのですが、どうやらそうではなく痛みから解放されている事だそうです。

昨年の夏頃から少しずつ体調に異変が出ていた彼女は、まず始めに手首の痛みを訴えました。
テーブルに手をついたり、タオルを絞ったりが痛みで出来なかったり、包丁でものを切ったり、ペットボトルのフタさえ開ける事が困難になっていました。
この手首の痛みが初期症状だったようです。
それが今では健康な時と同じように手首の痛みもなく、家事が出来る事がうれしいのだそうです。

こうしてほとんど体調が元に戻ったのですが、それでも階段の上り下りと長時間の歩行はまだ無理を出来ません。
これも無理をせず少しずつ体を慣らしていけるのではないかと思っています。
とにかく焦らない事だと妻に言っています。

今日の朝食の時に去年は大変な思いをしたけど、このことを勉強にこれからも無理せず仲良くしていこうねと話し合いました。

妻はいつも私の親に色々と気配りをしてくれているので、私もたまにはお義母さんにと思い妻には内緒で店に出てきてからお義母さんに電話をしました。
無事27年目の結婚記念日を迎えた事、妻の体の状態の報告、そしてこれからも仲良くやっていきますとお話ししました。

ところで、一昨日のお休みに夕食をしながら妻に『明後日結婚記念日やね』と話すと『エッ???あーーー。そうやねぇ。忘れてた。』だって。
普通こんなのって奥さんが旦那を問いつめるものじゃない?
ヲイッ!タマちゃんッ!忘れんなよ!

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