下に行くほど、古くなります。

2006年 7月

 

28日(金)

 花火 2

今日も和歌山市はメチャクチャ暑いです。
皆様の地域はいかがですか?

さて、前回の駄文の通り一昨日花火大会を見に行ってきました。

常連のIさんが和歌山市駅の近くに駐車場を借りているという事で私の車を置かせてもらい、和歌山市駅から電車に乗って和歌山港まで行きました。
この方法が一番歩く距離が短く、妻の体調に負担が少ないと思ったのでIさんに無理をおねがいしました。
駐車場から和歌山市駅まで普通なら歩いて5分あまりの距離と聞いていたのですが、半ばくらいまで歩いたときに妻が少し足にこたえるという事でゆっくりと歩いたので10分あまりかかりましたが、それで何とかゆっくり歩けば大丈夫なようでした。

和歌山港に着いてゆっくりと歩いて会場の方へと人の流れに沿って行きました。
途中であちこちで宣伝用のポケットティッシュを配っていたので二人で軒並みもらいましたが、これは犬の散歩の必需品なんです。
当店の犬は散歩でウンチをしたあと必ずお尻をティッシュで拭くんです。

会場に向かって奥へ奥へと歩いていく途中で夥しい数の夜店が出ていました。
恐らく和歌山で行われるお祭りやイベントで最大級の夜店の数だと思います。
途中でお茶を買って水分補給に備えました。

かなり奥の方まで来たところで妻の体調を聞くともうこの辺りでいいというので、ちょうど道路脇にあった草むらの空いている場所にシートを敷いて座りました。

辺りが暗くなってきたときに試験打ちのような花火が何発か上がりました。
開催前に役員の挨拶や協賛企業などのアナウンスがありました。
協賛企業の中には地元の大企業はもちろんですが、個人商店で名前を耳にした事があるお店もありました。

午後8時、ようやく花火大会の開始です。
夜空いっぱいに広がった花火が、時にはすぐに姿を消し、時にはしだれ柳のように大きく火の光が降り注いできます。

さらには打ち上がる音はするのですが花火の上がっていく軌道は見えず、あれ?と思っているといきなり上空で星くずのように光ったと思うと、あちこちで赤、青、黄などの小さな花火がいくつも一斉に花開きます。

低い位置で次々とこれでもか、これでもかと言わんばかりに連続して中くらいの大きさの花火が炸裂します。
目の前に展開する光の輪の連続に思わずその光の輪の中に引きずり込まれそうな感覚に陥ります。

上空に高く上がった花火が一瞬消えたかと思った途端、あちこちで光の虫が飛んでいるかのように縦横無尽に様々な色の軌跡を残しながら消えていきます。

大きな輪になって広がる花火だけでなく、ハート形、ニコニコマーク型、土星の輪の形など様々な形に変化する花火を見ているとその計算し尽くされた光の芸術にただ、ただ感動、感心するばかりです。

約1時間の間、瞬きをするのも惜しいくらいに花火を楽しませていただきました。
本当に大満足。

最後まで見ていたのですが、幸いにも帰りも混雑の真ん中に取り込まれることなく早くに会場を離れる事が出来ました。
妻は少し疲れていたようですが、それでも花火のきれいさ、感動が優ったようです。
やはり遠くから見るのと近くで見るのとは迫力も、感動も大違いですね。
これは来年からは7月20日は臨時休業かも・・・。

25日(火)

 花火

和歌山市では毎年7月20日に大きな花火大会が開催されます。

私の子供が小さかった頃、下の子供がまだベビーカーに乗っていた頃ですので25年ほど前に一度だけ行った事があります。
お客さんのご自宅が花火大会会場の近くなのでそこに車を置かせてもらって、会場まで歩いていきました。
会場に近いと言っても子供連れで歩くと1時間近くかかったと思うのですが、長男を抱っこしたり、歩かせたり、下の子はベビーカーに乗せたまま歩きました。

子供たちの事が気になり私自身は花火がどんなだったかほとんど覚えていません。
子供たちが喜んだのかも、きれいだったのかも。
とにかく子供たちにケガをさせないように無理をしない事ばかり考えていました。
ただ、『行きはよいよい、帰りはこわい』じゃないですが、帰り道は私もたいがい歩き疲れて、、『まだぁ?』と言う長男を『ガンバレ。えらいなぁ。』と褒めながら騙し騙し車のところまで歩かせた事はよく覚えています。

それ以来残念ながら花火大会を見に行った事はありません。
一つはその時の大変だった事が頭をよぎるのと、以前は7月20日は海の日という事で祝日だったため店を休めなかったのでいけませんでした。

子供たちが手を離れた今、もう一度見に行きたいなと思っていたところ、なんと!今年は7月20日が木曜日でしかもハッピーマンデー法案のおかげで祝日ではないのでお店の休みと重なります。
これはもう行くしかないでしょう。
何日も前から妻にも今年は花火を見に行くぞと言っていました。

ところが開催日の2,3日前からお天気の行方が怪しくなってきました。
雨で中止になったときは翌日に順延となっています。
順延となれば見に行く事は出来ません。
これはなんとしても開催してもらわなくては。

開催日当日、大雨です。
折角期待していたのに・・・。
しかも翌日もお天気が悪いという事で中止。
アァ〜〜ア・・・。
次の花火大会とお店の休みはいつ重なるのか見当も付きません。

ところが、ところがです。
順延日も中止になったと思った花火大会が復活です。
日にちの設定を変更して。
なんと7月26日水曜日。
そうです。
当店では現在第2と第4の水曜日もお休みさせていただいていますが、その日なんです。
しかも今度こそはお天気も大丈夫なようです。
いやぁ〜!日頃の行いというか、人徳というか。

と言う事で、明日、行ってきまぁ〜す。

22日(土)

 映画

7月5日の駄文で映画『ホワイトプラネット』の事を書いたときに、見る事が出来なかった映画『ディープ・ブルー』の事を書いていたところ、常連のU田さんが同作品のDVDを持っているので貸してあげると言っていただきました。

先日見せていただいたのですが、やはり映画館ほどの迫力はないものの海洋生物の生態に感動し、改めて映画館で見る事が出来なかった事が悔しくなりました。
それでも内容には大満足でした。

特に映画ファンというわけではないので、映画の作りがどうとか、俳優さんの演技がどうとか、ストーリーがどうとか映画評論が出来るような難しい事はわかりません。
私なりの映画の見方は、何も考えずにジッと画面を見て、おもしろかったと感じるかどうかだけで、つまり私の好みかどうかだけです。

洋画の派手なアクションものが好きで、それ以外はあまり見ません。
今話題になっていて見たい映画は『ミッション イン ポッシブル 3』と8月に公開予定の『スーパーマン』の新作です。

『パイレーツ オブ カリビアン』の2作目はちょっと悩みどころです。
そんな話しをお客さんとしているとM田さんが一作目の『パイレーツ オブ カリビアン』のDVDを持っているから貸してあげると言ってくれました。

『パイレーツ オブ カリビアン』の一作目と言えば、私の友達の『ダン』がアートディレクターとして仕事をしているとメールをくれた事がありました。
その時はまだパイレーツ オブ カリビアンの映画の事をよく知らなかったので単純に『あ〜、また新しい映画の仕事をしているんだ』と思っただけでした。
その後も映画が公開されてもダンが俳優で出演しているならともかく、裏方さんですし、その時は特別に見たい映画とも思っていなかったので結局映画を見る事はありませんでした。

先日借りたDVDで初めてパイレーツ オブ カリビアンを見たのですがとてもおもしろかったです。
私は勝手にただの海賊の映画だと思っていたので、ファンタジックな内容に引きずり込まれてしまいました。

そして映画を楽しんだあとに出演者やスタッフの名前が画面に出てきたときに『ダンの名前も出てくるのかなぁ』と思いながらジッと見ていました。

出てきましたよぉ。
Art Director  Donald B. Woodruff

ほんまやったんやぁ、とちょっとうれしくなってしまいました。
ダンにパイレーツ オブ カリビアンを見た事やダンの名前があったのを見たよとメールしようと思います。
それともDVDを買ってダンに送って、サインしてもらって返送してもらおうかな?

15日(土)

 バーベキュー

6月の2回目の連休の時にバーベキューをしました。
連休だと一日目の夜に使った道具を翌日の朝に片付けられるので都合が良いと思い、炭や食材を買ってきて夕方から準備をしました。
自宅裏の洗濯物干場にバーベキューコンロと海水浴場などで使う青いプラスチック製のテーブルとイスがセットになった格納・組み立て式の机を用意しました。

夫婦二人だけですので大袈裟な事はしていないのですが、それでも屋外で食べるのは気分転換にもなり楽しむ事が出来ました。

前回のバーベキューに気をよくしたので、先日の連休にも晩ごはんは屋外でバーベキューです。
と言っても今回は冷凍の焼き鳥を買ってきて炭火をおこして焼きながら食べました。
焼き鳥と野菜、サラダだけですが、それでもやはり炭火のおかげでしょうか?
美味しかったです。
ただ、風がなかったので暑くて二人とも汗だくになりました。

焼き鳥バーベキューをしながら、妻がその様子を写真に撮り長男の彼女にメールをしました。
妻と長男の彼女はいわゆるメル友で、時々メール交換をしているようです。

彼女からの返事はなかったので、妻がたぶん仕事が忙しくて遅くまでがんばっているのだろうと言っていました。
翌朝彼女から返事が来て、妻の予想通り仕事で遅くなったので返事が遅くなってごめんなさいの言葉と共に今度和歌山に来たときに食べたいというような事を書いてくれていました。

それと共に『貴士さんが明日帰国ですね』の文が。
妻と二人で『えっ?』。
そう言えば3週間ほど仕事で中国に行くと言って連絡がありましたが、いつ帰ってくるのか気にかけていなかったので、二人で『あぁ、明日帰ってくるんや』『あんた知ってた?』『明日帰ってくるんか?』ととても親とは思えないような会話が。

さらに彼女のメールには『中国では脂っぽい食事が多いようで心配です。』と。
こうして食事、健康の心配までしてくれる人がいるのだったら親も必要ないかと夫婦で安堵し、自分たちが息子の帰国を忘れていた事を棚上げです。

14日(金)

 桃とスイカ

暑い!としか言いようのないお天気ですね。
屋外でお仕事の方は熱中症に、室内でお仕事の方はクーラー病にご注意下さい。

さて、今年も桃の季節がやってきました。
桃には数種類の桃があり、6月の中旬頃から10日から2週間単位で品種が変わっていきます。

実は2週間前に出始めの桃である『桃山白鳳』を買いに行ってきました。
まだ、身は堅めで数日間寝かせてから食べたのですが、昨年食べたような甘みはまだ出ていませんでした。
それでも味はしっかりしていたので、買ってから4,5日経った頃から桃独特の甘酸っぱい味と香りを充分に楽しみました。

今月の10日くらいからメインの品種である『白鳳』が出始めたという事でこれも少し早いかなと思いつつ、ガマン出来なくなって水曜日に再び行ってきました。
折角買いに行ったという事で一応は買ってきたのですが、やはりまだ身が固そうだったので家で試食程度に買ってきました。

翌朝早速食べたのですが、やはり身は固く包丁でリンゴの皮を剥くような感じでした。
ところが堅さは固いのですが、味は濃く、このまま甘みが出ればかなり美味しいのではないかと思わせました。

で、今朝も一つ試しに食べたのですが、今日の桃はすでに包丁でなくても剥けそうなくらいの堅さになり、味も昨日と比べてずいぶん甘みがありました。
一つ一つに差があると思いますが、前回の桃山白鳳と同じく3,4日もすればかなり美味しくなりそうです。

後一ヶ月ほど、今年も毎週の桃の買い出しが続きそうです。

桃の話題ついでに、スイカのお話し。

先週のお休みは妻の顎関節症を診てもらうためにいつもの田辺市の住吉歯科医院さんに行ってきました。
行くときに診察予約時間の調整と高速代の節約を兼ねて御坊市まで高速を使いその後は国道を走っていきました。
途中で国道沿いにスイカやメロンの販売所が数カ所あります。

当店のお客様で御坊方面の方からスイカをいただいた事があるのですが、そのスイカがとても美味しかったので、これは帰りに買ってみようという事になりました。

で、帰りに一軒のお店に立ち寄り、スイカを品定めしているとおじさんが試食させてくれました。
そのスイカの美味しい事。絶句です。
つめたく冷やされたスイカを一口食べた瞬間に、砂糖水でもこんなに甘くならないだろうと言えるような甘さです。
しかも果物の甘みですから砂糖などの甘みと違って、口の中にスイカの香りが残ってそれがなんとも言えないんです。

思わず買ってしまいましたが、これもとてもおいしくいただきました。
これはちょっとスーパーでスイカを買う勇気がなくなりました。
また次回の診察の時にも帰りに買ってこなくては・・・。

7日(金)

 コイン パーキング

駐車違反の取り締まりが民間業者に委託されて、取り締まりが厳しくなったという事でコインパーキングの稼働率が上がっているそうです。
高い罰金や違反点数の事を考えれば当然の事でしょう。

さて、コインパーキングを利用するときに気を付けなければいけない事が新聞に紹介されていました。

コインパーキングを利用したときの駐車券ですが、これをうっかりなくすと大変な事になります。
結論から言うと駐車券を無くした場合の請求額は『8,000円』だそうです。

この高額請求に関して納得がいかないと憤慨されている方もいらっしゃるそうですが、管理会社側は『規定の料金です』と聞き入れてくれないそうです。
管理会社の言い分は、確かに正確に申告されている方もいらっしゃると思いますが、不正に申告する人が後を絶たないので仕方がない、と言う事です。
管理会社の言い分を聞けば納得します。
確かに残念ながらもし申告者の言うとおりにしていれば、今のご時世では不正者続出でしょう。

ただ、8,000円という額の表示がほとんどしていないそうなので、管理会社側は早急にこの掲示はする方がいいと思いますし、掲示する事で後々のもめ事も収めやすくなるでしょう。

さて、私はこの記事を読んで利用者があまりに無防備ではないかと思いました。
駐車券をなくしたという事ですが『なぜ?』と思うのです。
自分の入庫時間を証明する唯一の証明書であるのにその取り扱いがあまりにぞんざいではなかったと思います。
駐車券は名前こそ駐車券ですが自分の入庫時間の『証明書』です。
どんなものであれ『証明書』は慎重に取り扱わなければならないと思います。
最近ではコイン駐車場が増えて、利用する機会が多くなったために余計に慣れが生じて取り扱いに慎重さがかけていたと思うのです。

8,000円という額は確かに高額ですが、それ故に一度経験したら不注意を繰り返す人は少ないと思います。
もしこれが、入庫時間の自主申告を受け入れてくれたり、一日最高額の800円が限度だったら駐車券の取り扱いがいい加減な人がもっと多くなると思います。
駐車券を無くした場合どのように処理されて車を出庫出来るのかは知りませんが、何らかの人出や手間、時間がかかると思いますから、それに対価を払うのは当然です。
冷たいようですが、私は8,000円という額を決して責めるつもりはありません。
だって、駐車券をなくした人が悪いんですから。
それが嫌だったら、しっかりと管理する事だと思います。

5日(水)

 映画 『ホワイト プラネット』

今年の2月に懸賞で映画の鑑賞券2枚が当たった事をこの駄文でご紹介しましたが、特にこれと言って見たい映画がなかった事もあり長い間使わずに置いていました。
ところがこの鑑賞券の期限が6月30日までと言う事で何か良い映画はないかと調べたところちょっと気になる映画がありました。

『ホワイト プラネット』
北極の動物の生態を紹介するドキュメンタリー映画です。
実は以前『ディープ ブルー』と言う海洋生物の映画を見たかったのですが、見逃してしまっていて後悔をしていたので今回は是非見ておこうと思い先週のお休みに行ってきました。

ホッキョクグマの赤ちゃんが産まれ、その親子を中心にたくさんの北極で暮らす動物、海洋生物が登場します。
エサを求めて他の動物に襲いかかるオオカミ、子供を守るために水中で授乳するアザラシ、エサ場を求めて生まれたての赤ちゃんも一緒に50万頭もの仲間たちと1000キロを大移動するカリブー、ホッキョククジラは氷の割れ目を見つけられなければ死と隣り合わせという危険を冒して仲間のために新しいエサ場を求めて氷の下を進んでいきます。

この他にもたくさんの陸、海、空の生物が北極の厳しい自然と闘い、自分を襲う敵から身を守り、生きるために襲うと言う生きていく事の厳しさ、襲われる動物には憐れみを感じつつも襲う側に立てば命をつなぐためには仕方のない事という相反する気持ち、子供を守る優しさ、子供に生きる事を教える厳しさなど『生きる』と言う事の厳しさ、優しさなど様々な事を感じる事の出来た映画でした。

北極の氷は南極と同じく地球温暖化の影響で年々少なくなっているそうです。
特に北極は南極と違って北極圏内に様々な国が領土を有し、経済活動を行っている事もありその影響は南極以上に深刻だそうです。
この映画で見せてくれる自然は数十年後には見られないかも知れないと映画のコピーにありましたが、もしそうなれば大変な事です。

残念ながらこの映画の和歌山での上映は明後日(7日・金)までだそうですが、やがてDVDなどでも見る事が出来るようになると思いますので、機会があれば一度ご覧になってはいかがでしょうか?

日(土)

 外国からメール

昨日の駄文にてお仕事で外国に行かれていて、当店のサイトをご覧いただいているお話しを書きましたが、今朝お店に出てきてメールチェックをしているとさらにお一人メールを頂戴いたしました。

今回メールを頂いた方はお仕事で中国に行かれているそうです。
しかも驚く事に和歌山の方で当店にも何度かご来店頂いているという事です。
今まではご来店頂いてもお買い物だけだったそうですが、次回お見え頂いた際にはお声をかけて頂けるという事ですので、お会いできることを楽しみにしています。

そう言えば数度お見えになったお客様で、初めてお話しをお伺いしたときはベルギーで、その次にお見えになったときはフランスに滞在しているとおっしゃった方もいらっしゃいました。

私のように外国なんて全く縁のない者にとっては違う世界のような話しです。

先月9日の駄文で店の人と話したりする煩わしさを嫌がるお客様が増えたから私のようにお客様に構い過ぎる店は嫌がられると言われたと書きましたが、やっぱり私は今のスタイルを変えようとは思いません。
確かに私のようなうるさい接客を嫌がる方は増えているのだと思いますが、それでも逆に店の人と色々と話す事を楽しんで頂ける方も少数でもいるはずと信じて、そして何より今のスタイルが私には毎日一番楽しくお店にいる事が出来るのですから。

お店に入ってきて頂いたときに『いらっしゃいませ』、改めてお客様のお顔を見て何度かお見かけしたお顔であれば、まだお名前も存じ上げていなくても『まいどおおきに』。
この一言を発した後は、そのお客様のお好きなジャンルを少ない脳みそをフル回転で働かせて考え、さらに前回お見え頂いた以降のご紹介すべき新製品はないかを考えます。
さらにそのお客様に何かご希望の品や、ご予約などをお伺いしていなかったかを考えます。

ところが50才を超えてから少ない脳みそが、頭髪と共にさらに減ったのか思い出せない事が多くなってきました。
これは大変な事です。

でも、大丈夫。
最近は私も狡くなってきたというか、厚かましくなってきました。
お客様に堂々と『以前お見えになったときに何かお伺いしてませんでした?』と言う事にしています。

こうして今日も、明日も、その次も。
皆様にはご迷惑かもしれませんが、これからもずっとお客様を構いながらお店を続けていきたいと思っています。

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