下に行くほど、古くなります。

2007年 4月

 

28日(土)

病院三昧 その2

昨日の続きです。

連休2日目はまずは朝から銀行に行って来ました。
この数ヶ月で銀行のATMも何とか一人で使えるようになったので、『わたしにまっかせなさ〜い!』状態で行ってきました。
が、やはりちょっと使えるようになったと思ったら落とし穴が。
振り込みをするときに自分の名前を入れるところに、相手の名前を入れるところでした。(あぶない、あぶない。)
そうこうしながらも何とか2軒の銀行を無事ハシゴ(?)しました。

一度家に帰って、今度は妻と一緒に出かけました。

まずは入院していた済生会和歌山病院に提出する書類があったので持っていき、その後は2,3の用事を済ませて、退院の報告と今後のリハビリの相談、そして前日に和歌山医大病院で指示された心臓のエコー検査をするために『きのしたクリニック』に行きました。

院長に済生会和歌山病院のM先生、医大和歌山病院のM先生ととても良い二人の先生を紹介してもらったお礼を言って、今後も妻のリハビリをお願いしました。
とりあえずは済生会和歌山病院で受けた手術のレントゲンを撮るという事でその後心臓のエコー検査をしてもらう事になりました。

院長は出来上がった妻の股関節のレントゲンを見ながら、とてもきれいに人工関節が入っていると言ってくれました。
その後、院長は『そしたらリハビリしてもらおうか』と言うので、私が横から院長に『心エコーは?』。
さらに続けて『忘れてたやろ。物忘れするんやったら、良い脳外科紹介しよか?知ってるでぇ』。
ここで妻に『もう。いらんこと言わんでええ』と怒られました。
院長は私の口の悪いのは店で十分承知なので、ニコニコと笑ってるだけです。

妻の心臓も問題ないという事でリハビリをしてもらう事にしました。

リハビリをしてもらった直後、妻の歩く姿を見て『エッ!こんなに足が動くの?』と思うほどに軽快に歩く姿にリハビリの威力に感動しました。
まだまだぎこちない動きではあるものの、それでも見ている私までがうれしくなるような足の動きでした。

が、その後車で10分ほど走ったところに買い物に寄ったところ、車から降りるときにはすでに足の動きが元に戻っていました。
少し右足を引きずって歩いています。
やはりリハビリを続け、お尻や太股の筋肉を復活させないとダメなようです。
ま、慌てずじっくり取り組みましょう。

手術前には一日中股関節の苦痛に顔を歪めていた妻が、手術後は見違えるほどに表情が明るくなりました。
本人も『あれだけ痛かったのに、今はどんな痛さだったのか思い出せへん』と言うほどに調子も良くなってきました。
妻にはこれからもリハビリに励んで筋力を取り戻してもらいたいと思います。

27日(金)

病院三昧 その1

20日の駄文で書かせて頂いたとおり、特発性大腿骨頭壊死症の手術のために済生会和歌山病院に入院していた妻が予定通り25日に無事退院する事が出来ました。
色々とご心配をいただいた皆様、ありがとうございました。

25日の退院の日には和歌山医大病院で妻が以前からかかっている膠原病の予約診察の予定が午前9時に入っていたので、済生会和歌山病院の退院手続きをあとにして先に和歌山医大病院に行きました。
和歌山医大病院には膠原病のセカンドオピニオンとして診てもらう事にしたのですが(この紹介もきのしたクリニックの院長にお願いしました。)13日に色々と検査をしてもらい、その検査結果を聞きに行きました。
検査結果から膠原病は小康状態を保っているようで、M先生から『この調子で現在の主治医の先生のところで治療を受けながら上手に付きあって、もし困った事があったらいつでも来て下さい。』と言って頂きました。
ただ、念のため心臓のエコー診断を受ける事を勧められました。
心臓のエコー診断はきのしたクリニックでも出来るので、そちらでする事にしました。

和歌山医大病院で良好な結果をもらった事で心も軽く済生会和歌山病院へ退院手続きをするために戻りました。
済生会和歌山病院ではお世話になった看護士の皆さん、入院中に仲良くなった患者さんにご挨拶をして、ようやく妻の社会復帰(?)です。

私の両親のところに退院の報告に行き、両親と一緒に昼食を食べに行きました。
その後は両親を送り届けて、今度は膠原病でいつもお世話になっているO先生に退院の報告に行き、さらに退院後一回目の検査をしてもらいました。
股関節の状態が良くなった事で妻の体感でも膠原病の症状が軽くなっているようで今回の結果が出る一週間後が楽しみです。

こうして一応自分達の予定を終えたので、今度は妻の友達が2週間ほど前から急に体調を崩して入院をしているというのでお見舞に行く事にしました。

お見舞に行った先は私も妻もいつもお世話になっている『星野胃腸クリニック』です。
妻の友達も星野先生がお気に入りで、今回は胃腸の調子がよくないという事で星野胃腸クリニックに駆け込んだようです。

星野胃腸クリニックで妻の友人の部屋で話をしていると、同室の患者さんの様子を見に入ってきた看護士さんが妻と私の顔を見るなり『あらっ!』で始まってお話しをしていると看護士さんが私に『ブログかなんか書いてますよね?』。
私はこの駄文事と思い、『ええ。』と言うと看護士さんは『星野胃腸クリニックで検索したらヒットした』とか。
看護士さんに『時々更新しているので、また見て下さい』とお願いしました。
と言う事で、星野胃腸クリニックの看護士さん、見てますかぁ!あなたですよぉ!
また、妻が胃カメラを飲みに行くのでその節はよろしくお願いします。

このように今回の連休1日目の25日は朝から病院三昧でした。
さらに2日目の26日も病院三昧が続きますが、続きのお話しは次の機会に。

24日(火)

義母

先日の駄文で妻の病気・入院の事を書きましたが、今回の妻の入院中にもう一つ大事件が発生しました。
テレビドラマか小説の題材ならよくあるストーリーですが、まさか自分の身にこのような事が起こるとは思いませんでした。

結論から書きますと、妻の手術は4月2日午後6時に始まったのですが、そこからさかのぼる事16時間半前の4月2日午前1時半、妻の母が亡くなりました。
妻の手術と同じ日に義母が亡くなると言うドラマのような事態です。

昨年から義母は体調を崩し、これまでにも何度か危険な状態になっていたため妻もいつも気にしていました。
妻は自分の体調が悪くなる一方で、何とか早く元気になって最後は看取りたいと希望していました。

義母には妻のお姉さんが付いていましたので、妻は携帯電話で入院前も、入院後も日課のように毎日様子を尋ねるメールをしていました。

手術の日もいつものように義姉にメールをしたようですが、返信がなく妻は普通ではないと感じていたようで、手術が始まる直前まで私に義姉に連絡をして義母の様子を尋ねて欲しいと言っていました。

手術後に義姉の携帯に手術がうまくいった事を伝えるメールを送るとしばらくして返信が来ました。
妻の手術の成功に安堵した事と義母の死が書かれていました。
さらに今は術後の大事なときなので、妻には折を見て義母の死を伝えるようにと書いてありました。

さぁ、大変な事になりました。
いつ、どのように伝えるのかが問題です。
色々と考えた末、妻に伝えるのは2日後のお葬式の日の朝に伝えれば、お葬式の時間には手を合わせる事が出来ると考えました。

ところが母の様子が気になる妻は姉からの返信が来ない事に業を煮やしたのかついには妻は甥にまで『ばぁちゃんはどうなった?』とメールをし出しました。
義姉からそのことを伝えられた私は、妻に伝える事を決めたのですが、すでに店は開店していたので携帯電話で伝える事にしました。

妻に義母が亡くなった事を伝えると電話の向こうで号泣しています。
慰めようと少し話を始めたのですが『もういい!電話を切るで!』と一方的に切ってしまいました。

しまった!
妻の心情を考えればやはり電話でなく直接話した方がよかった。
しかし後の祭りです。

営業状態の店をあわてて片付け、病院に駆けつけました。
さぞや妻はショックでうちひしがれていると思った私は病室に駆け込みカーテンを開けると妻と目が合いました。
私の顔を見るなり妻は『どうしたん?なにしに来たん?』。

エェェェッーーーーーー!!!!!
いっぺんに力が抜けてしまいました。

元々義母の体調がよくないと言う事で覚悟は出来ていた妻でしたので、亡くなった事を聞いたときはショックを受けたけれど、少し時間が経てば気持ちも落ち着いたと言う事でした。

妻の手術前は手術の事を色々と思い、その後は義母の死を妻に伝える事で悩み、精神的に結構キツイ一週間でした。

母のお葬式に出る事が出来なかった妻は、四十九日法要を繰り上げて5月4日に行うという事でこの法要に出る事を目標にリハビリに励んでいます。
このようなわけで以前からお知らせしているとおり、5月3日、4日、5日は臨時休業とさせて頂きます。
ご了承下さい。

20日(金)

特発性大腿骨頭壊死症

今回の話題は少し重いです。
が、皆様にご報告がてら書かせていただきます。

特発性大腿骨頭壊死症という病気があります。

先日来より当店の営業時間の変更や臨時休業で皆様にはご迷惑をおかけしていますが、妻がこの病気になりました。
先月末に妻が入院、手術、リハビリと治療をしていました。
今回の妻の病気、治療については色々と多くのお客様にご心配をおかけしましたが、ようやく25日(水)に退院の許可をいただきました。
まずは皆様に退院のご報告をさせていただきます。
ありがとうございました。



昨年の11月頃から右のお尻のあたりに違和感があり、少し痛みも走ると言っていて、膠原病で見てもらっている先生にも症状を訴えたのですが坐骨神経痛でしょうと言われていました。

年が明けて痛みが強くなってきたというので、1月18日に『きのしたクリニック』に連れて行きました。
きのしたクリニックは脳神経外科ですが、整形外科もあるので診てもらうことにしました。

院長は妻の膠原病のこと、ステロイド剤を服用していること、膠原病で入院をしたことなど妻の病気に関する情報を持ってくれているので相談がしやすいと思って連れて行きました。

妻が症状を話すと、妻の情報を持っている院長は『ピンッ!』と閃くことがあったのか『とりあえずレントゲンとMRIを撮らせて』といいます。

結果は院長の予想通りでした。
もらった病名が『特発性大腿骨頭壊死症』でした。

原因は不明だそうですが、ステロイド剤の大量投与を受けた人は高い確立でかかる病気だそうです。
他にもアルコールの過剰飲酒でも可能性があるようです。

この病気は、股関節部のジョイント部である大腿骨の頭の部分への血液の流れが悪くなって骨が壊死し、やがてはジョイント部の骨が潰れてしまうのです。
わかりやすく言えばガンダムの股の関節部分のテルテル坊主型のポリキャップ部が潰れてしまうと言えばいいのでしょうか。

治療は経過観察をして、最終的には人工骨頭に入れ替える手術という事になるそうです。
はじめてこの話を聞いたときは正直ショックでした。
手術を受けなければならない事や人工骨というものへの知識がなかったので大変な事になったというのが第一印象でした。
きのした院長は手術等に関しては『そんなに心配しなくて良いよ』と言ってくれたのですが、結果論で言えばきのした院長の頭の中にはこの手術の第一人者とも言うべき人の事があったからでしょう。

きのした院長はとりあえず骨への負担を少しでも減らすように大腿部の筋肉を鍛えるリハビリをしようと提案してくれ、このあとも経過観察を続けてくれることとなりました。

きのしたクリニックに通うようになって一ヶ月ほどした頃、妻がさらに痛みがひどく杖を使って歩行をしていたのですが、それも困難となってきました。
そこで再度MRIを撮ってもらうと、さらに大腿骨頭の壊死は進んでいました。

きのした院長は手術も視野に入れたほうが良いかも知れないとアドバイスをしてくれて、その手術をするのならとてもいい先生が和歌山にいるから紹介状をいつでも書くと言ってくれました。
が、やはり手術といえば不安もあるし少し考えることにしました。

ところが妻の症状は益々悪化し、ついには痛みで家の中での歩行も困難になってきたため、ついに手術をお願いするべくきのした院長に紹介状を書いてもらいました。

きのした院長が紹介してくれたのは『済生会和歌山病院』の整形外科医 M先生でした。

術後の結論で言えば、この先生は『スゴイ!!!』の一言です。
他に表現のしようがありません。
股関節の置換手術に於いては、まさにテレビなどに出てくる『神の手』を
持った先生かもしれません。

3月15日にはじめてM先生の診察を受けたのですが、そのときにもレントゲンとMRIを再度取り直したところ、きのしたクリニックでは壊死の状態だった骨頭部分がすでに卵形に変形が始まり、さらには股関節の受け皿部分からずれはじめていわゆる脱臼をしかけている状態でした。
こうなれば一刻も早く人工骨頭への入れ替え手術をしなければならない状態です。

M先生の手術は通常の股関節手術と違って独自の方法を考案しているそうで、執刀部が通常の手術と比べて極端に小さく、骨盤の少し下辺りに6,7cmの執刀部が2カ所あるだけです。
この小さい執刀部のおかげで患者への負担が少なく、回復も驚異的に早いそうです。
このためこの先生の手術を希望する患者は多く、老人性の変形股関節の手術の場合は約半年の順番待ちだそうです。

ところが妻の場合は一刻の猶予も無い状態ということで、M先生はその場で病室の状況や手術室の状況を調べてくれて、最短の日を選んでくれました。

3月31日入院、4月2日手術と決まりました。
その日のうちに手術のための予備検査を受けるようにと言うことで、血液検査等の各種検査を受けて帰宅しました。

妻には何とかあと20日ほどを痛みをこらえてがんばってもらうしかありません。
とは言うものの日に日に痛みが強くなって夜も眠れない日が続くようになり、とうとう手術まであと5日という3月28日、どうにもこうにも右足全体に激痛が走るようで『脱臼したらどうなるの?脱臼してるのやないやろか?』と
言うので、きのした院長に相談の電話をしました。

結局脱臼ではないもののきのした院長の薦めもあり、手術直前ですが翌日に予約を取ってM先生に診てもらうことにしました。
翌日済生会和歌山病院で再度レントゲンを撮ってM先生の診察を受けると卵形に変形だった骨頭部が2週間の間に崩れはじめていました。
M先生の説明によると小さな骨折がいくつも起こっているような状態なので痛みが強いということでした。
ただ、入院、手術が目前ですのでM先生から『大北さん。あと3,4日の辛抱やからがんばって』と励ましてもらいました。
このときは手術への不安よりもこの痛みから開放して欲しいと言う気持ちが強く、帰宅後もあと4日、翌日にはあと3日と手術の日を心待ちにしていました。

さて、いよいよ手術が迫り前日に手術の説明がありました。
各種承諾書の内容の説明を受けそれに署名をします。
ここまできて拒否も無いものですが。

説明では3時間ほどの手術と言うことでしたが、2時間で終わり、術後の説明で『すべてうまく言ったよ。と言うことで明日からリハビリしてもらうで。』
『ヘッ???明日からリハビリ???』
M先生は涼しい顔して『うん。かっちりとうまいこと入ってるから大丈夫!』

かくして本当に翌日からリハビリが始まりました。
もっとも初日は腕で体を支えながら右足を床につける練習だったそうですが。

5日目には車椅子を取り上げられ、トイレに行ったりの移動は歩行器を使ってになり、さらにその2日後のリハビリでは杖を使っての歩行と驚くべく早さでリハビリメニューが進みます。
手術から10日目にはもうひとつ新メニュー段差の上り下りが加わりました。

現在はまだ足は引きずったように歩くものの、病院内での移動は杖だけとなりベッドの横の物を取ったりするくらいの移動なら杖なしでも出来るようになりました。

もちろん2ヵ月半の間あれだけ苦しんだ股関節部の痛みはないそうです。
もっとも人工関節という異物が入っているので違和感はあるようですが、これもやがては少しずつ慣れていくとの事です。
こうしてすべてが順調に運び予定通り術後3週間で退院と言う事になりました。
まだまだ本格的な足の動きではないのですが、あわてずコツコツとリハビリを続けて行けば回復していくだろうと思います。

さて今回の手術をしていただいたM先生には本当に感謝でいっぱいです。
そしてそのすばらしい先生を紹介してくれたきのした院長にも感謝です。
もし、きのした院長の紹介がなければ、さらにはきのした院長がこの病気を見つけてくれていなければ妻はどうなっていたのかと思うとぞっとします。
M先生の手術でなく他の病院で同じ手術を受けたら、今でも昔ながらの太腿部の横を30cm近く切る手術らしいですから。

妻の入院直後から本当にたくさんの方にご心配をおかけしました。
お店の営業状態ではご迷惑をおかけしたにもかかわらず、たくさんのお客様からご心配いただき、励ましていただきました。
もうしばらくご迷惑をおかけしますがどうぞご容赦いただきたいと思います。

最後まで長文にお付き合いいただきありがとうございます。
もし、この駄文をお読みになって少しでも参考にしていただける方がいれば幸いですし、不幸にしていつか妻と同じようなことが起こったときに思い出していただければ良いかと思います。
また、もしお知りになりたいことがあればご連絡をいただければ私の知る範囲、経験の範囲でお話できることがあるかもしれません。
どうぞ遠慮なくお尋ねください。

さて、次回からは入院中のおもしろネタでも披露していきましょう。
ご期待下さい。

14日(土)

米寿の健康診断

連休1日目の水曜日は午後から当駄文ではおなじみの『きのしたクリニック』に行ってきました。

今回は私の父も一緒に行きたいということで連れて行きました。
3月24日の駄文でもご紹介したように父は先日88才の米寿を迎えました。

古くからの当店の常連の方ならよくご存知かと思いますが、昔は相当うるさい頑固親父タイプの人でその傍若無人ぶりは相手がお客様でもお構いなしでした。
さすがに今は当時の勢いは衰え、見るからに普通の老人となってしまいました。

さて、そんな父も年令だけで言えばいつお迎えがきてもおかしくない年になりましたが、それでも88才になっても自身の健康は気になるようで、特に体調が悪いわけでは無いのだけれど、気になるので私が行くのならついでに連れて行ってくれということでした。

院長に気になる症状を話すと院長が『一回心臓を見てみようか?』と言うことでエコー診断をしてもらいました。
結果は88才の割にはしっかりと動いているそうで、心臓に関しては問題が無いようです。
他にも特にこれといって悪くは無い様で院長から『大丈夫やよ』と言ってもらって安心したようです。
結局『大丈夫』の一言が欲しかったようです。

さて、88才になって衰えたとは言え、杖を持ってはいるものの杖に頼らず自分で歩くことが出来、耳も右の耳は戦争中に爆風でやられたため聞こえませんが、それでも左の耳だけで何の問題も無く聞くことが出来、衰えたとは言え口も良く回り、頭のほうもいわゆる痴呆になりかけている様子も無く、年令の割には充分に健康に過ごさせてもらっています。
きのした院長の『大丈夫やよ』の一言で心配の種が無くなり、また元気になったようです。

とは言うもののやはり年が年ですから若い頃なら何とも無いようなちょっとしたことが原因でどうなるかも知れません。

ということで、きのした院長!
また、気になるって時は健康診断代わりに連れて行くのでよろしく。
それから行ったときに言ったけど、たまには店に顔を出しや。せめて月に一回は。

10日(火)

入学式

今朝犬の散歩をしていると何組かのお洒落をした親子と行き交いました。
どうやら入学式に向かう途中のようです。
素晴らしい青空でお天気も新入学の子供達をお祝いしているようです。

真新しいランドセルに半ズボンのスーツ姿やかわいいワンピース姿のいかにも新一年生と言う子供達とお洒落をしたお母さんが仲良く何組も歩いていました。

その中でもひときわ私の目をひいた親子はお父さんがグレー系のダブルのスーツ、お母さんはピンクの和服、子供は紺の半ズボンのスーツにランドセル、手にはバッグを提げて、まさに服装雑誌の入学式特集記事から抜け出てきたような親子が前方から歩いてきました。

さらには演出かと思うような出来事が。

犬の散歩道の途中に桜の木が5,6本植えられている場所があるのですが、その親子がその桜の木を歩いているのです。
しかも、ハラハラと桜の花びらがその親子を祝福する紙吹雪のごとく舞い降りています。

ウーーーーーーーーーーーン・・・・・。
ドラマの撮影でもないのに何なんだ!この風景は!

いやぁ、しかし正直なところその出来すぎた親子の服装と桜の演出には見ている私の方はうらやましさとちょっぴり恥ずかしさを感じました。

さらに散歩を続けていくと途中で何組かの新高校生らしい親子も行き違いました。
こちらはどの組もお母さんと息子さんが自転車で縦に並んで通り過ぎていったのですが、恐らく普段は『おかんはうっとおしぃ』『うるさい』等と親子で言い合っているのだろうけど、さすがに今日ばかりは一緒に仲良く自転車をこいでいました。

そう言えばウチの時はどうだったのだろう?
二人の息子の高校の入学式って妻が行ったのだろうか?
私には記憶がないのですが・・・。
やはり何でも妻任せだったんだなぁ・・・。(反省!)

こうして新入学の子供達を見ているとこちらまでなんだかワクワク・ドキドキして、清々しい気持ちになります。
新入学の子供達のかわいさに思わずほほえんでしまうと同時に新しいパワーをもらったような気がします。
今日は朝からとても得をした一日の始まりでした。

6日(金)

カツサンド

昨日のお休みはお昼ご飯用にお弁当を用意する事になりましたが、このところ毎日お店で食べるお昼ご飯用のお弁当を自分で作っているので、さすがにお休みの日はお弁当づくりもお休みする事にしました。

で、問題となるのはお弁当の手配をどうするかです。
贅沢なと言われるかもしれませんが、実は私、コンビニのお弁当が苦手です。
味の問題もさることながら、コンビニのお弁当には様々な添加物や化学調味料が入っているので体への影響の事も考え出来る限り食べないようにしています。

前に本で読んだのですが、たとえばタマゴサンドのタマゴはタマゴではなくタマゴに似せた添加物の固まりだとか。
おにぎりもあの味が堪らなく化学調味料の固まりのような味で苦手です。
まだ、ほか弁の方がマシです。

と言う事で思案をしていると、前日の夜、遊びに来ていた常連のIちゃんに『めんどり亭のお持ち帰りコーナーのお弁当はどう?』と言われました。
『ただ、とんかつ弁当が中心やけど、値段も600円からと安いで』と言います。

ン???とんかつ?
とんかつと言えば月曜日に食べたばかりだぞ。
ンーーーー。困った。

と思っていると『カツサンドもおいしいで』。
『ちゃんとしたとんかつが入ったカツサンドやし』
そう言えば私の知っている限りのカツサンドって、ハムのような肉が入ったカツサンドしか知りません。
最近はテレビなどでちゃんとしたとんかつの入ったカツサンドを見かけますが、今まで未経験でしたので、それだっ!っと決定です。
しかも値段は500円とお手頃です。

翌日、お昼前に買いに行ってきました。
お昼に箱を開けると1cm以上は厚みのあるとんかつとキャベツを挟んだサンドイッチが4個入っています。
早速頬張ると、フカフカのパン、カリッと衣、そして最後に歯ごたえのあるお肉。
昨日は日当たりの良いところで食べたので、暖かかったため飲物には冷たいコーラを選びました。
4個で少し物足りないかなと思いましたが、とんかつにボリュームがあるためかコーラの炭酸と相まってお腹も大満足しました。
おいしかったぁ〜〜。
また、買いに行こうっと。

興味のある方は↓をご覧下さい。
http://www.mendoritei.com/shop/katsuan/index.html
他のお弁当類も結構お手ごろ価格で、サンプルを見る限りではボリュームもありそうでしたよ。

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