下に行くほど、古くなります。

2007年 6月

 

30日(土)

連休二日目

連休2日目は朝一番に免許証の更新に行ってきました。

私は2年程前に事故を起こして相手の方が怪我をされたので人身事故となりました。
幸いにも相手の方のケガは全治3日の診断書で軽傷、また私と妻は無傷と言う事で大事にはならなかったため罰金などの処分は免れましたが、それでも免許証の更新は軽度の違反有りという事で2時間コースの講習と免許証は3年有効の青色免許証です。
これも自業自得ですから仕方ないです。

担当の方のお話しと事故の映画を見ました。

ところで皆さん、信号の青は進め、赤は止まれですよね。
では黄色信号は?

私が子供の頃は、『注意して進め』とか『早く横断し終える』と言われていたような記憶があり、今でも黄色の場合はその時の状況で進んでも、止まってもいいと曖昧に考えていました。
ところが、今回見た映画では厳密には『黄色は止まれ』だそうです。
ただし、『横断中の場合は速やかに交差点から出る』だそうです。
それともう一つ。
やはり『黄色は行ってしまえっ!』と思っている人も多い事も事実のようで、黄色で停止する場合は後続車に注意するようにとは言っていました。

実は私の事故も交差点に右折のために進入、手前か進入直後と思うのですが信号が黄色に変わったのを見てしまい、早く交差点を抜けなければと慌てていて充分に対向車の有無を確認していなかった為に起こした事故でした。
黄色信号の判断の難しさを痛感しました。

今回の講習を機に『黄色は止まれ』を基本に、しかし周囲の状況に注意しながら運転をしなければいけないなと思っています。

それにしても腰の落ち着かない私のような者には2時間もの講習で座っているだけでもテンションが下がりっぱなしで、講習が終わって家に帰ってきたらドッと疲れが出ました。
次回は30分講習で済むゴールド免許証を受けられるように気を付けて運転したいと思います。

午前中を免許証の更新で使ってしまったあとは、妻の難病指定の用事で保健所に行き、その後銀行等に寄ってお昼ご飯を食べに『クーロン』さんへ。

15日の駄文でクーロンさんのご紹介をさせていただいたところ、早速訪れた当店常連のU田さんですが、どうやら彼もクーロンさんに嵌ってしまったようです。
この半月ですでに5,6回は行っているようです。

で、今回クーロンさんに行く前にU田さんに電話をしていく旨を伝えると彼も行こうと思っていたとの事でクーロンさんで落ち合うことに。

私たち夫婦がクーロンさんに着くとすでにU田さんは食事中でした。
それにしても、待ち合わせしてるんやから待てんか?ほんま。
ま、私たちは休みでも、U田さんは仕事中やからしょうがないか。

私たちも早速焼き飯をお願いして食べましたが、やっぱりおいしい。
いやぁ〜・・・。『おいしい』しか言いようがないのですみません。

私たちが食べている途中でU田さんが食事を終えて一足先にお店を出ていかれました。
で、そのとき、顔に似合わず粋なことを。
実は私たちの分も払ってくれました。
いやぁ〜。奢ってもらっちゃった。
どうもありがとうございました。ごちそうさまでした。
でも、それならそうとはじめから言ってくれていればもっと色々オーダーしたのに。
次からはおごりか、そうでないか先に言ってね。U田さん。

そうそう。
15日の駄文でクーロンさんの紹介をしたところ、翌日、この駄文でもおなじみの弁護士のA田さんが『クーロンの焼き飯、おいしいやろ〜』と来店。
聞くと、以前クーロンさんの近くに事務所を構えていた事があって、そのときから知っているお店だということで20年は通っているそうです。

で、昨夜もA田さんがご来店。
店に入ってくるなり『昨日、クーロンに焼き飯食いに行ったやろ』。
『ボクも今日行ったら、昨日来てたって言ってたよ』。
どうやらA田さんも相当なクーロン通のようです。

ほんと。皆さんおいしいお店は良くご存知です。

29日(金)

連休一日目

今週の連休1日目の一昨日はまず、リハビリのためにいつもの『きのしたクリニック』に妻を連れて行きました。

きのしたクリニックの玄関で先に妻を車から下ろし、その後、車を移動して駐車場に停めて2,3歩歩いたところで、止まっている車から手を振る人がいます。
何気なくみると、私の自宅の2件隣のNさんのご主人でした。

Nさんご夫婦とは普段からとても親しくお付き合いをさせていただいていて、特に妻が膠原病で体調を崩した2年半前や今回の骨頭壊死で退院後は奥さんが殊のほか親身になって妻の世話をしてくれて、正に『遠くの親戚より近くの他人』のとおり私たち夫婦にとってはとても頼りになる隣人です。

さてそのNさんのご主人が頭が気になると、きのしたクリニックに脳のMRIを撮りに来たということでした。
その日の朝会ったときは何も言わなかったのに、思わぬところで会ったので驚くと同時に、一声かけてくれれば一言院長に電話を入れておくのにと言いました。

きのしたクリニック院長へ。
Nさんの奥さんは私の妻をいつもいつも色々とサポートしてくれています。
現在も玄関先の花の水遣りから、買い物のお手伝いなど色々とお世話になっています。
Nさんのご主人に万一のことがあると奥さんはご主人の世話に手がかかるようになり、そうなると私の妻も困ります。
さらにNさんの奥さんに妻のサポートをしてもらえなくなると私も仕事上に支障が出る可能性があります。
そうなると院長も当店に遊びにくるときに支障が出るかもしれません。
こうして『風が吹けば・・・』じゃないですが、Nさんに万一のことがあれば院長も影響が出るかもよ。
と言うことで、院長、Nさんの事をくれぐれもよろしくね。

きのしたクリニックでのリハビリを終えた私たちは、その足で先日から皆様にご案内をしている『亀井潤・アートフィギュア展』を見に行きました。
詳しいことは作品紹介もかねて別途コンテンツをご用意しましたのでご覧ください。


会場となっている喫茶店の『ぼのぼの』さんは小さなお店ですので作品数は少ないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、新作を中心に展示しています。
妖艶・不気味・不思議・可憐。様々な表情を持った作品群をお楽しみいただけます。

お店の数十メートル手前には月ぎめ駐車場の一角に3台分の駐車場もありますのでわからなければお店の方に聞いてみてください。

26日(火)

茶がゆ

和歌山の人ならよく知っている『茶がゆ』ですが、私の妻は愛媛県の出身ですので全く馴染みがなく、そのため結婚して以来茶がゆを口にする事はありませんでした。
私の父は奈良県の吉野の出身で、父に言わせると『大和の茶がゆ』と言いますし、和歌山の人に言わせると『紀州の茶がゆ』と言います。

この駄文はご遠方の方にもお読みいただいているので茶がゆをご存じない方の為に簡単に茶がゆの説明をしておきましょう。
とは言うものの私も詳しい事は良く知らないのですが、簡単に言えばまず普通の白粥を思い浮かべていただいて、水の変わりにほうじ茶で炊くのが茶がゆです。

ただし、白粥のようにお米がドロドロに柔らかくなってはダメです。
お粥でありながらご飯粒がしっかりしていて、サラサラッと口に入って食べられなければダメです。
さらに、熱い茶がゆが良いのか、冷たいのが良いのか、お塩を入れるのか、入れないのかなど食べる人の好みと家庭の味という事で茶がゆ論争を繰り広げ出せば収拾がつかないのではないかと思います。
ちなみに茶がゆにサツマイモを入れたイモ茶がゆもまたおいしい。

さて、このところの暑さで食欲がないというにはまだ早いのですが、それでもどうしても口当たりの良いものを食べたくなります。
そんな時ふと子供の頃によく食べた冷た〜い茶がゆが頭に浮かび、妻に茶がゆを作ってみようと提案しました。

そこで作り方をネットで調べてみると、紀州、大和にかぎらず他でも昔から茶がゆを食べる地方はあるようです。
茶がゆの起源や歴史に興味のある方はご自身でネットで調べていただくとして、炊き方を調べるとお米から炊くと書いていますが、素人にはかなり難しそうです。
で、色々と調べるとご飯からでもできない事はないと書いているのを見つけて早速初めての茶がゆに挑戦です。

初めての茶がゆは2週間ほど前に作ったのですが、二人分を作るにはご飯の量もほうじ茶の量も分からず、すべてが手探りでしたのでできる事には出来たものの、それは茶がゆではなく、ほうじ茶で作ったただのお粥でした。トホホホ・・・。

でも失敗の経験というのは貴重です。
昨夜、妻が再度ご飯から作る簡易茶がゆに再挑戦しました。
ご飯を一度水で洗ってヌメリを取って、湧かしたほうじ茶に浸けて軽く火を通したところ、結構サラサラの茶がゆに近いものができました。
これなら結構いけると妻も大満足で、『これからも茶がゆに嵌りそう』と上機嫌でした。
この調子で茶がゆの作り方を色々と研究してくれたら、そのうちおいしい『我が家の茶がゆ』が完成しそうです。
そうすれば食欲のない暑い日は冷やした茶がゆでサラサラッと、寒い日はサツマイモを入れたイモ茶がゆでホコホコに暖まりそうです。
もちろん茶がゆのお供は『垣内みそ店の金山寺みそ』と夏なら水なすの漬け物、冬なら当店が取引をしている問屋さんが毎年末にお歳暮に送ってくれる『広島菜漬』。

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和歌山のプロモデラー『亀井 潤』氏のミニ展示会が開催されます。

亀井潤・アートフィギュア展

場 所 紀の川市 盆栽茶館『ぼのぼの』 649-6418 和歌山県紀の川市久留壁55-2
開催日 2007年6月27日(水)〜 7月9日(月)
開催時間 9:00 〜 18:00
定休日 火曜日 
問合せ先 0736−77−0017

亀井氏はテレビチャンピオンのプロモデラー選手権に出場し、決勝戦まで残ったものの惜しくもチャンピオンを逃しましたが、その特異な作品群は司会者も亀井ワールドと呼んで高く評価していました。

今回のミニ展示会では先頃京都のギャラリーで開催した時の新作を含めTVチャンピオン出場時に製作された作品など数点を展示の予定です。

亀井氏の製作するフィギュアはもちろんすべて手作りで、その妖艶さは見るものを引きつけて止みません。
私も2年半前にはじめて亀井氏の作品を見たときには体の中を何かが走り抜けていくような感覚にとらわれました。
私の妻も同じような感覚を感じたそうです。

亀井氏の作品は特に女性の方にウケが言いようですし、会場は喫茶店で女性が喜びそうな甘味もあるようですので、奥様・彼女をお誘い合わせの上ご一緒に行かれてはいかがでしょうか。
模型ではなく、アートと呼ぶにふさわしい作品です。

和歌山の作家でありながら会場の都合などでこれまでもなかなか和歌山では見る機会がありませんでした。
この機会に是非ご覧下さい。

亀井 潤氏のサイト

23日(土)

プラモ作ろう!!!

このところお店が暇なのをいい事に模型三昧です。

きっかけは常連の中学生に車のテールライトの塗装を依頼された事です。
テールライトやウインカーをクリアーレッドやクリアーオレンジに塗装するのが苦手だと言う事でお手伝いをする事にしました。

その次のお手伝いは、最近模型造りをはじめていただいた50代の方で、スプレー塗装で車のボディを塗ったのですが、吹きすぎで塗料が垂れてきたり、泡が吹いたりでかなりの重症状態のボディをお持ちになりました。
一時は捨てようと思っていたそうですが、それでは勿体ないと私が引き留めできる限りの補修をするからとお預かりしました。
とりあえず補修できる限り補修して、私が塗装し直してお返ししました。
一部垂れや泡が残りましたが、それでもお客様には満足していただけたようです。

こうして模型製作心に灯火がともったところに、ファインモールドから7月上旬発売予定の『スターウォーズ・Y−ウイング』のサンプルキットが届き、数日はお客様にパーツ状態を見ていただきましたが、2日間で組み上げて、昨日の午後から超簡単塗装で仕上げました。
製作日数、僅かに3日。
できばえの程は・・・・・・・・。
ファインモールドから写真記載の許可が下りれば当店のサイトでご紹介します。

さて、Y−ウイングと時を同じくして届いたサンプルはバンダイの『スコープドッグ』。
こちらも先日から皆様にキット状態をご覧いただいていますが、Y−ウイングが完成したので本日からボチボチ製作に取りかかります。
ちょうど本日製品も入荷したので、今後は完成品をご覧いただく方が良いでしょう。
スコープドッグも超簡単塗装で仕上げます。

模型雑誌やインターネットで技のオンパレードとも思えるような超絶技で製作しているのを見るととても気軽に模型が作れなくなります。
昔から横着でできるだけ手抜きを考えて来た私にはこれらの記事を見ているだけで疲れてしまって製作意欲が萎えてしまいます。

幸いにも今のバンダイ製品などは多色成型になっていますから無理をして塗装しなくてもそれなりに見えればいいやと超簡単塗装で仕上げています。

用意するのはクレオスのスーパークリアー・つや消しのスプレー、タミヤエナメルカラー フラットブラック、エナメルカラー 溶剤、タミヤウェザリングマスター 各種です。

組み立てはそのまま素組。
完成後つや消しクリアーをたっぷりめに数回塗装します。
(これは少しでもエナメル溶剤の浸食を防ぐためです。それでもやられますが・・・。)
クリアーをよく乾燥させて、エナメルのフラットブラックを溶剤でシャブシャブに溶いて、ベタベタと塗って、その後拭き取ってウォッシングが終わり、さらにウェザリングマスターで汚しを入れれば完成。

組み立てに2日、本体色はプラの材質色そのままを利用した塗装とも呼べないような塗装に1日、計3日でできる超簡単プラモ完成術(?)です。

この駄文を読んでいる方にはそんな手抜きの完成品なんか・・・と非難の声があるかもしれませんが、作らないよりはマシでしょうし、何より初心者にはこういった簡単でありながらそれなりに見栄えのするものができる事が大切だと思います。

皆さんの中にも最近完成した事がないとお嘆きの方、一度難しい事を捨ててとにかく完成させて、模型造りの楽しさを思い出して見ませんか?

19日(火)

木下 航志

はじめてその少年を見たのは数年前の事でした。
何げなく点けたテレビの画面でストリートミュージシャンの少年が街角で歌っていました。
14才の少年だとテレビで言っていたのですが、14才の少年とは思えないほど堂々と歌っています。

画面は変わって今度はピアノを弾きながら歌っています。
ところが画面をよく見ていると彼の体の動きが何となくおかしいのです。
しばらくしてテレビの解説で彼が全盲である事が分かりました。

彼の名前は、木下 航志(きした こうし)(『きのした』ではなく『きした』です。)
テレビで見かけた彼は全盲の14才の少年でした。

ピアノを弾きながら歌っている姿を見ていると、スティービー・ワンダーのように体を揺すりながら歌っています。
最初テレビを点けて彼を見たときは全盲という事で興味をひかれたのですが、結局は彼の歌に聴き入って最後まで見てしまいました。
まだまだ声も出ていなかったし、遠慮がちなところもあったりして正直なところ物足りなさはありましたが、これだけの演奏が出来て歌が歌える14才の少年として考えれば素晴らしい才能だと、ましてや彼が全盲であると聞くと彼のがんばっている姿に感動すら覚えました。

その後も何度か彼の名前を検索した事もあるのですが、いつの間にか記憶のスミに入り込んでいました。

その彼を新聞の記事で再び見かけました。
2枚目のアルバムを出したというのです。

早速ネットで検索するとオフィシャルサイトがありました。

オフィシャルサイトではアルバムの一部をサンプルとして聴く事ができました。
はじめて聴いたときと違って声量、声のノビ、音域、そして声質までもがプロになっていました。
アメリカで声楽の勉強をしてきたと言う事です。
さらにはクラシックやジャズの勉強もしているそうです。

早速彼のアルバムを探そうとしたのでが、アマゾンなどのネットでは見つかるもののお店の店頭には並んでいませんでした。
そこで当店の常連でレコード屋さん(死語?)にも顔の利くUさんにお願いして取り寄せてもらう事にしました。
(ネットよりもお店で買いたいのは私のこだわりです。)

今はお店の行き帰りにずっと彼のCDを聴いています。
アップテンポの曲があり、スローで歌い込んだ曲があり、それぞれに彼の大人になった声で聴かせてくれます。
アルバムの曲のほとんどは17才の彼が作曲した曲です。

最近は音痴の歌手が増えたのか、それとも音痴の作曲家が増えたのか、下手な歌手が下手な作曲の歌を歌っているのを聴いていると、あまりの聴き心地の悪さに聴いているこちらが恥ずかしくなるような歌が多いと思うのは私だけでしょうか?

彼の歌はとても聞きやすくて、わかりやすくて、彼の素直さがそのまま曲になったように感じます。
難しい音造りのテクニックはありませんが、その分耳に優しく入ってきて、数回聴くだけで聞き慣れた音楽のように聞こえてきます。

声質もそれなりに迫力が出てきて、さらに願わくばもう少し高音部での声量が欲しいかなと思う部分もありますが、それでも現在は17才の高校生と言う事でこれからの彼の成長が楽しみです。
まだまだ歩き出したばかりの彼をこれからも追いかけてみたいと思います。

ところで私が見た彼を取り上げた番組がNHKのBSで再放送されるようです。
残念ながら私は衛星放送の装置を持っていないので見る事ができませんが、この駄文を読んで興味を持った方はご覧になってはいかがですか?

ハイビジョンスペシャル”響け ぼくの歌〜木下航志 14歳の旅立ち”
日 時 2007年7月11日(水) ・ 午後8:00 〜 9:30 
放送局 NHK・BSハイビジョン 

ちなみに今の彼の音楽はこの放送時とは別人かと思うほど成長しています。
この放送時は歌の上手な全盲の14才の少年ですが、今は高校生ながらプロのシンガーソングライターと言える成長ぶりだと私は思います。

16日(土)

問屋さん

先日の連休の一日目に久しぶりに大阪の問屋さんに行ってきました。

妻が入院したときに問屋さんの皆さんにご心配をいただいたので元気になった姿を見てもらおうと行く事にし、私の両親も一緒に連れて行きました。
当店が現在取引をしてもらっている問屋さんとは私の父が商売をはじめた頃からの付き合いですので50年もの付き合いという事になります。

父にとってはやはり自分の軌跡を考えたとき、やはりこの問屋さんには特別な思いがあるようで、私が行くときは必ず一緒に行きますし、時には自分でも行っているようです。

私自身も模型屋の道に入る30年前に2年余りお世話になり、妻もその問屋さんで働いていました。(その時に知り合って一緒になりました。)
私たち夫婦が働いていた頃に一緒に仕事をした方もまだまだたくさんいらっしゃるので皆さんと話していても気楽にお話しできます。
私たち夫婦にとってもただ取引をお願いしているという以上に感慨深いものがあります。
妻も自分が働いていた頃の事を思い出し、『なつかしいわぁ〜。そう言えば何度かここでまた働いている夢を見た』と言っていました。
もっとも妻が働いていた頃と違って、現在はコンピューターが使えないとダメなので妻には勤まりそうにありません。

妻と両親が問屋の社長さんと話をしている間に私は商品の仕入れを済ませて、帰ろうとすると皆さん総出で見送っていただきました。
なんだか皆さんの仕事の手を止めてしまったようで申し訳なかったです。

おかげさまで久しぶりに行った問屋さんでしたが、妻も両親も皆さんの暖かいもてなしに大感激だったようです。
帰りの車の中でも私が仕入れ中にこんな話やあんな話を社長さんとしたとか、○○さんは変わってないなぁ、××さんは誰だか分からなかったなどと賑やかに話しながら帰ってきました。
と言う事で私たちが帰ったあとでクシャミの出た問屋の方は話題になっていたと言う事かもしれませんよ。

いつもながら感じるのは、ただ、取引をしていると言うだけでなく本当に問屋の皆さんには大事にしてもらっています。
小売店をしていて思うのは、お客様に可愛がってもらう事と同じだけ、問屋さんにも可愛がってもらう事の大切さです。

これからも商売を続けている限りよろしくお願いします。
冨士模型の皆さん。
(この駄文を仕事中に読んでいるI上君、K平君、皆さんによろしくお伝え下さい。)

15日(金)

おいしいお店、みっけ!

前回の駄文でお約束した新開拓の食べ物屋さんのご紹介です。

お店の名前は『九龍(クーロン)』さんです。
http://taberu.tv/db/public/1559.htmlのサイトで見かけて気になっていました。

私はオムライスと焼き飯が好きでおいしいお店をよく探します。

以前にも書いたと思うのですが、オムライスはこだわりがあって、コロコロの鶏肉(出来れば皮付き)が入ったケチャップライスを薄いタマゴでくるんで、ケチャップをかけただけの昔ながらのオムライスが好きです。
今風のトロトロのタマゴやデミグラスソースは苦手です。
ましてやホワイトソースやきのこ入りソースなどと言うのは論外です。

焼き飯は子供の頃に家の近くにあった中華料理店に時々親に連れて行ってもらったのですが、そのお店の焼き飯と揚げそばがとてもおいしくて今でもそのときの味、と言うよりそのときに受けた衝撃と同じくらいの衝撃を
受ける味を探しています。

そんなわけでネットでオムライスと焼き飯の文字を見かけると必ずチェックします。

今回の九龍(クーロン)さんもネットサーフィン中に見つけました。
どうやら固定したファンがいらっしゃるようで、お店の何人かの常連さんと思われる方々のブログにもお店の事が度々登場しています。
(ちなみに九龍さんの奥様もお店の名前を使った『クーロン』と言うブログを開設していらっしゃいます。)

私のお休みの前日に九龍さんの常連さんがご自身のブログに載せていた焼き飯の写真を見た私はよだれが出そうになって、『明日は絶対に九龍に行くぞ!』と硬く心に決めていました。
チェーン店嫌いの私には個人のお店で熱心な固定ファンがいらっしゃるというだけで行く価値充分です。
(九龍さんに行くぞと誓ったものの、妻の病院巡りを2時までに済ませないと九龍さんのランチタイムは午後2時までと言う事で内心は焦っていました。)

九龍(クーロン)と言う名前からわかるように中華料理屋さんです。
お店の裏にある駐車場に車をとめてお店に入りました。
カウンターだけのお店で10人あまりでいっぱいになりそうな小さなお店です。
ご主人と奥様のお二人で営業されているようです。

今回ははじめて行ったお店なので、最大目的の焼き飯だけをお願いしました。
(もし口に合わなかった場合でも残さずに食べるのがお店に対するマナーと思っているので・・・。)
程なく私たちの前に焼き飯と焼き飯には定番のスープが出てきました。
それと福神漬けの入った小鉢が出てきて、自由に取っていいそうです。
(実は私は焼き飯には紅ショウガ派なのでこれだけが残念でした。)

出てきた焼き飯を一目見て感動したのは、薄くきつね色に染まったご飯と本当に細かく、細かく刻んだニンジンやネギ、ハムなどがきれいに絡まってとてもカラフルで見た目にもおいしそうです。
早速一口。
おいしい。(他に言いようがないので。)
横で食べていた妻も『おいしい』。
二人で顔を見合わせて小声で『ほんま、おいしいなぁ。当たりやで。』の会話のあとは無口になって二人とも食べるのみです。
プロの料理に失礼かもしれませんが、僭越ながら私たちの口には文句なしの『合格っ!!!』です。

人の口と言うのは様々ですので、ネットや本でおいしいとの情報をたよりに食べに行ったところ私たちの口と合わなかったことは何度もあります。
ラーメンなどは何度・・・・・・・・。

今回も常連さんのあるお店とは言うものの私たちの口と合うかどうかは別だと思っていたので、とりあえず焼き飯だけの食事でしたが日替わりランチ等もあったので今度は違うものをお願いしてみようと思います。
いずれにしてもまた一軒、新しいお店の開拓に成功しました。

カウンターだけのお店なので、ご主人や奥様とお客様との距離感が近く感じられて常連さんの仲間入りが出来ればカウンター越しにご主人や奥様と楽しい食事時間が過ごせそうです。
お店の入り口横に大きな『やきめし』と書いたのぼりをかけてあるので行けばすぐにお店はわかると思います。

ちなみに私たちが行った翌日に当店の常連のU田さんにこのお店の話をしたところ早速、翌日に行ったそうです。
九龍さんの帰りに当店に寄って『行ってきたでぇ』と報告に来ました。
U田さんにも確かにおいしかったと喜んでいただきました。
U田さんの口にも合ったようです。

さぁ、気になったあなた!
早速行ってみます?
今から?
それとも明日?
お口に合うか、合わないか、あとはご自身のお口で試して下さい。
お店の場所は ココ です。

8日(金)

ごちそうさま。美味しかった。

昨日のお休みは朝から『食』の楽しい一日でした。
といっても決して贅沢な食事をしたわけではないです。

普段の朝食はパンとコーヒー、果物ですが、久しぶりにご飯の朝食でした。
と言っても、メニューはご飯とお味噌汁、海苔、お漬物、それと金山寺みそだけです。
それでもいつもと違うごはんの朝食はご飯派の私にはとてもおいしかったです。
朝からお味噌汁をすすると日本人で良かったなぁと思います。

ご飯を食べて、後片づけや洗濯、犬の散歩など家事を妻と手分けして済ませて今週も妻の病院めぐりの運転手です。
膠原病を診てもらっている病院で前回にしてもらった血液検査の結果を聞き(おかげさまで良好でした)、そのあとはこの駄文でもおなじみの『きのしたクリニック』で歩行リハビリです。
歩行リハビリも少しずつですが足の動きがよくなってきているようです。
退院後一向に進まない足の動きに焦りを感じていた妻が、先日担当の先生に『人工骨頭がちゃんと入ってないか、他におかしいところがあるのでは?』と相談したところ、リハビリの先生に『何を焦ってるの。異物が入っているのだからそんなすぐには良くならないよ。秋のお彼岸を目標にしている。』と言われて気長にやる気になったようで焦りもなくなり、気持ちが落ち着いたので一安心です。
先生のこういう安心感を与えてくれる一言って患者にとってはとても大きいですね。

最近は妻も自分で車の運転を少しなら出来るようになって来たので、私のお休みの日以外にも自分できのしたクリニックに行き、週に2、3回はリハビリに通えるようになりました。
私のお休みに連れて行くだけだと週に一回だけなのでなかなか捗らないリハビリも少しは調子を取り戻せるのも早くなるかもと期待しています。

あれれ。今日も話が横道にそれてしまいました。

きのしたクリニックでのリハビリを終えてお昼ご飯を食べに行きました。
今回はネットで偶然見かけて、気になっているお店に行ってきました。
このお店の事をご紹介しようと思ったら思わぬ長文になったので、お店のご紹介は次回の予定です。
いいお店でしたよ。お楽しみに。

晩御飯は餃子でした。
私の家では餃子は自分の家で作ります。
ところが妻が年明けから体調を崩して食事の用意も侭ならないようになりとても餃子を作れる状況ではありませんでした。
退院後は体調が回復したらということで妻にお願いしていたのですが、ようやく餃子を作るのを手伝うということで作ってもらいました。
我が家では餃子の時は餃子だけで他には何もおかずはありませんので、子供たちが家にいる頃は100個ほど作ったのですが、夫婦二人だけになるとさすがに30個ほどで充分です。
30個ほどと少ないので二人で作ればすぐに出来ます。

餃子といえばビールでしょう。
普段は焼酎を飲んでいるので、ビールの買い置きはありません。
で、犬の散歩の途中でスーパーの駐輪場の端に犬をつないでビール、じゃなくて発泡酒、いや、さらに安いその他の醸造酒を買ってきました。
ビール通じゃない、それどころかお酒の味が余りわからない私にはこれで充分です。
売り場には何種類もの製品が並んでいますが、普段から飲んでいないのでどれを買っていいのかわかりません。
ということで、3種類を2本ずつ買いました。

焼くのは今まではホットプレートを使っていましたが、今回は初めてカセットコンロとフライパンで焼きながら食べました。
二人分だとこの方法のほうが手軽に焼けて結果的によかったと思います。
久しぶりの餃子とビールはうまかったぁ〜!。

さて、このあとはお茶漬けです。
永谷園の海苔茶漬けとお漬物、金山時みそだけですがこれもおいしかった。

ところで、永谷園のお茶漬け用のふりかけはいろいろな種類が出ていますが、私は『海苔茶漬け』でないとだめなんです。
他の種類はどうも口に合いません。

それと金山寺みそ。
和歌山では色々な金山寺みそ屋さんがありますが、私の好きな金山寺みそは決まっています。
和歌山県湯浅町に本店のある『垣内みそ店』の金山寺みそです。
垣内みそ店の金山寺みそは少し甘口で、それが私の口には一番合います。
何度か他店の金山寺みそを買ったこともあるのですが、口に合いませんでした。
初めて垣内みそ店の金山寺みそを食べて20年近く経ちますが、やはりここの金山寺みそが私には一番美味しく感じます。

こうして今回のお休みは一日の始まりの朝食に大好きな金山寺みそ、晩御飯の一日の締めにも金山寺みそ。
そして半年以上ぶりの待望の餃子。
さらにお昼ご飯にはおいしい、安いお店を新しく開拓と贅沢ではないけれど食に満足の一日でした。

日(火)

カップヌードル リフィル

私はインスタントラーメンの王者はなんと言っても『チキンラーメン』だと思っています。
私が子供の頃に発売されたチキンラーメンですが、なんの変哲もなく、飾り気もないインスタントラーメンなのに、50年近く経った今でも時々無性に食べたくなります。

チキンラーメンと並んでカップ式麺類の代名詞と言えば『カップヌードル』でしょう。
発売から35年以上経たカップヌードルはカップ式麺類の発祥の製品であり、そして今なおカップ式麺類の頂点に君臨しているのではないでしょうか。
こうしてみると『チキンラーメン』と言い、『カップヌードル』と言い、発売からこんなに長きの年月を経て、また同様製品が次々と発売されているにもかかわらず頂点にいるというのはこれらが素晴らしく完成度の高い製品であり、それを考案した安藤百福氏の偉大さを再認識せずにはいられません。

カップ式麺類の利便性はなんと言っても容器を用意しなくても、お湯さえあれば手軽に食べられるところでしょう。
ところが少し前の事ですが、そんなカップ式麺類に発想の転換を迫ったと言える製品が出ました。

すでにご存じ方も多いと思いますが、カップに入っていないカップ式麺です。
つまりカップヌードルの麺や具のみをパックした製品が発売となりました。
製品名は『カップヌードル リフィル』と言います。
カップがなければチキンラーメンと同じ事じゃないと思うのは早計です。
チキンラーメンとは味の違いや具が入っている以外に意外な事がありました。

カップヌードルの麺はあのカップの中では宙づり状態で入ってるそうです。
そうする事で麺が傷まないのとお湯で戻すときにきれいに、早く戻るらしいのです。
と言う事でこのカップヌードルリフィル専用の容器も同時に発売になりました。
専用容器を使えば当然宙づり状態で麺が入るので通常のカップヌードルと同じ条件で湯戻しが出来ます。

さてこのままの駄文では単なる日清食品の回し者となるので、興味のある方、詳しい事を知りたい方は専用サイトをご覧いただくとして、ここからが本編です。
長い前置き・・・(^_^;)

発売直前にこのリフィルの発売を知った新しいモノ好きの私は欲しくなり調べてみると、なんとこの製品は関東方面だけの販売だというのです。
他の地域の希望者は日清食品の通信販売で購入できると言う事でした。
欲しい事は欲しいのですが、新しい物好きではあるけれどわざわざ通信販売で買うほどの根性(?)はありません。
と言う事であきらめました。(早っ!)

ところが、『天は見捨てず』です。

4月のはじめに義母が亡くなった時、手術直後でお葬式に出られない私たち夫婦に代わって出てくれた長男と次男が妻の見舞いも兼ねて和歌山に来ました。
長男は東京住まいです。
長男にリフィルの事を話すと今度和歌山に帰ってくるときに買ってくると言ってくれました。

よほど私の熱意が通じたのか、すぐに物忘れをする長男がゴールデンウィークに帰ってきたときに忘れずに買ってきてくれました。
専用容器と2種類のリフィルがセットになったスターターパックです。

先日ようやく食べました。
味は・・・。
普通のカップヌードルと一緒です。(当たり前か・・・。)
良かった事は専用容器はプラスチック製ですので、持ったときにしっかりと容器を掴めるので食べやすいです。
発泡スチロールの容器だとフワフワして掴む力を加減しないといけませんが専用容器ではそう言った事はないです。

2つ目は発泡スチロール製容器よりも大きめなのでお湯を規定量入れてもこぼれそうになる心配は全くありません。
発泡スチロール容器の場合はギリギリに近いところまでお湯を入れるのと容器が柔らかいのでこぼさないように気を使います。

さて欠点はなんと言っても食べたあとに容器を洗わなくてはならない事です。
使い捨てではないので当然ですが。
もっとも日清食品の狙いはこの使い捨てをしない事によるエコロジーを訴えているので欠点とは言えないのかもしれません。

リフィル専用容器には日清のサイトから取り込んだり、パソコンを使って自分でデザインしたラベルを付けられるのでMy容器を作るのも楽しいかもしれません。

いずれにしても私の新しいモノ好き心は充分満たしてくれました。

ところで詰め替え用は食べてしまったので詰め替え用を買おうと思ったら通信販売で買わなくてはなりません。
詰め替え用は1個あたり122円の8個セットです。
ところが近所のスーパーで普通のカップヌードルが特売で75円です。
しかも詰め替え用は現在は2種類のみの販売ですが、スーパーでは4種類。
普通のカップヌードルを買って、専用容器に入れ替えようかなぁ・・・。

1日(金)

金子 辰也 さん

今日は朝からいい事がありました。
届いたんです。
何がって?
5月25日の駄文に書きましたが、先日の静岡ホビーショーで金子さんに写真を撮っていただき、その写真の入ったCDが今朝届きました。
封を切るのももどかしく開けるとCDと手紙が入っていました。
手紙にはちゃんと金子氏のサインが入っています。
次はこのサインを書いてもらう為の色紙を用意していかなくては。

手紙を読んでCDを取り出し画像をニンマリと眺めました。
写真を撮るときに金子さんが『タミヤの社長と3人で撮りましょう』とおっしゃったので金子さんとのツーショットではありませんが、私には大切な記念写真です。
(ま、タミヤ社長もお年ですので、一緒に写真なんて最後・・・。いえ、なんでもないです。)
ちょっと皆さんに自慢したいのでどんな写真かをお見せしましょう。
なんと言っても金子さんと一緒なんですから。
http://www.jtw.zaq.ne.jp/wakamo/etc/shs%2001.htm

そう言えば今まで私の写真ってサイトで公開した事がなかったので今回の写真ではじめて私をご覧になる方もいらっしゃると思いますので一応写真の説明を。

やさしそうな、いえ、穏和という言葉がこの方のためにあるのではと言うくらいお人柄がにじみ出ている右の方が主役の金子辰也さんです。
え?わかってるって?
そりゃそうですね。モデラーの皆さんだったらご存じですよね。
(なんで主役が端やねんって突っ込みはカンベンを。)

で、左の紺の上着の人がタミヤの社長です。
え?それも知ってるって。
そうですよね。タミヤの社長もモデラーさんの間ではそれなりに有名ですよね。

となると当然残った真ん中の七五三状態の似合わないネクタイ姿が私です。

さて、はじめて私の顔をご覧になった方。
いかがですか?
ご想像通り変なオヤジでした?
そうそう、この並び方は決してハゲ具合だとか、育毛剤の使用前、使用中、使用後ではありませんので、念のため。
それにしてもチビの私はなんだか両脇から抱えられて連行されてるような・・・。

早速金子さんにお礼の電話をし、次は10月に東京で行われるホビーショーでの再会をお約束しました。
これで金子さんに私の事を覚えていただけたと思うので、次のホビーショーからは自信を持って金子さんにお声を掛ける事が出来そうです。

最後になりましたが、金子さん、もしお読みになっていれば。
私、本来は『ド』が付くほど厚かましく、礼儀知らずですので、慣れてくればドンドンエスカレートして、先日のタミヤの社長との会話のように失礼な口の利き方になると思いますのでご覚悟の程を。
もし持て余しそうになったときは私のお目付役とも言える関谷さんに『和歌山模型を何とかして』と訴えてみて下さい。
私の最大の弱点です。関谷さんは。

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