２００７年　１０月

３０日（火）

先週のお休みに久しぶりにすっかり当駄文でお馴染みのまこっちゃんのお店、リヨンに行って来ました。

私がリヨンに行くと相性が悪いのか、まこっちゃんが避けているのか、まこっちゃんのいない事が多いので今回も期待はしていませんでした。

リヨンはお持ち帰りだけでなく、お店で飲食が出来ます。
オシャレなケーキを食べながらオシャレな店内でゆっくりと大人の時間を過ごせると言う事でしょうか、若い女性には大人気のようです。

私が行った時もお店に入ると相変わらず女性のお客様で満席です。
店内を見ると若い女性客ばかりの中で奥の席にはカップルが座っていました。

よーく見るとカップルの男性はまこっちゃんです。
仕事中にお客さんの女性を口説いているのでしょうか？

とりあえずスタッフの方にケーキを注文しました。
買い物が済んだところで、女性を口説いている邪魔をするのも気が引けたのですが、一応まこっちゃんに来た事だけを伝えようと思いあいさつしました。

と、どうやら口説くのがうまくいってなかったのか、あきらめたのか、席を外してわざわざ私たちの相手をしてくれました。
妻に体調の気遣いをしてもらったりして話している時に何げなく横を見ると『備長炭入りクッキー』が。
そう言えば前にリヨンに来た時にまこっちゃんが留守だったので携帯に電話をすると、備長炭の研究に出てると言っていました。
どうやら製品化できたようです。
まこっちゃんの説明で『備長炭によるデトックス効果もある』と言う話を聞いた妻が『デトックス』と言う言葉に反応して早速お買い上げ。
さらにまこっちゃの説明でウンチが少し黒っぽくなるというお話しも。

まこっちゃんが女性を口説いている最中という事もあって少しだけお話ししてリヨンを出ました。
帰って早速まこっちゃんのケーキを食べました。
相変わらずおいしかったぁ。
そうそう、クッキーも食べましたが確かに備長炭クッキー効果で、翌日のウンチは黒っぽかったです。
もし知らなかったら血便か？とあわてるかも・・・。

さて、今日の駄文でしつこいほどに書いている、まこっちゃんがお店で女性を口説いていたというのはあくまで私の憶測です。
たぶんご本人からの反論と言うか言い訳というか、近日中に当店の掲示板に載ると思いますので、皆様お楽しみに。

２７日（土）

昔は模型屋のお客様の主役は子供達でした。
ところが最近は元模型少年だった大人のお客様がほとんどです。
テレビゲームをはじめ子供達の遊びが変わってきた事、模型の製品の中に子供達に興味を示してもらえる製品が無くなった事などが原因でしょうか。
ミニ四駆のようにテレビゲーム以上に子供達が興味を持ってくれる模型が開発される事を祈るばかりです。

さて、子供のお客様が少なくなっているとは言うもののもちろん全く来てもらえないわけではありません。

今朝も３０代と思われるお父さんと、幼稚園か小学校低学年と思われる親子連れのお客様のご来店がありました。
お母さんは車の中で待っているようです。
お店に入ってこられた時はお父さんが模型を買うのに子供さんはお母さんと車で待っているのが退屈なので一緒について来たのかなと思っていました。

店内の様子を見ていると私の思いは外れていました。
二人で車の模型を色々と見ながら『僕はこのＦＤがいい。』『ＦＤにするの？』（※ ＦＤというのはマツダサバンナＲＸ７です。）『お父さんは？』『これにしようかなぁ？』『シルエイティかぁ。』（※ シルビアと１８０ＳＸを合体したカスタムカーです。）『うわっ！このカプチーノもいいなぁ。』と子供さんが言うとお父さんが『それも買っておくか？』。

途中で待ちかねたお母さんが『まだぁ？』と催促の声がかかると二人で『はい。はい。分かったよ。』と返事しながら二人で『うるさいなぁ。』と顔を見合わせています。

小さな子供さんがＦＤやシルエイティ、カプチーノと次々と車の名前でお父さんと会話しているのを聞いて私もうれしくなって子供さんに『車が好きなの？』『自分で作るの？』と話しかけると、うれしそうに『うん。』と答えてくれました。
精算をしながら『がんばって、いいのを作ってね。』と言うとちょっと恥ずかしそうに『ありがと』。
親子で楽しそうに話しながら店を出て行かれました。

午後から家族連れでお見えになった小学校中学年くらいの子供さん。
ガンダムシリーズの模型を買って頂きましたが財布から１００円硬貨を１５枚出してお支払いをされました。
『お小遣いを全部使ってしまったね。またお小遣いが貯まるまでお菓子もガマンせんなんけど大丈夫か？』と声を掛けるとちょっとさみしそうに頷いていました。
それでも一生懸命ためた大切なお小遣いで好きなものを買ったという満足感を感じてもらえれれば私も少しは安堵します。
おつりを渡しながら『大事なお小遣いで買った模型やからがんばって最後まできれいに作ってね。』と声を掛けると『うん。』。

その後ももう一人。
常連のお父さんと子供さんがご来店。
今日はお父さんも模型ではなく子供さんの模型でした。
こちらは建機の模型を買って頂きました。

今日は３人の小さなお客様に買って頂きました。
やはり子供さんが模型を作ってくれるというのはうれしいもので思わず応援したくなります。

２６日（金）

今日の和歌山はお昼頃に雨がひどく降り、カミナリも鳴り響いていました。

と、思った瞬間稲妻と同時に『パシーーーン』。
近くに落ちたのでは無いかと思うような感じでした。

たまたま私はトイレに入ろうと思っていたところでしたが、その時来店中の常連のＩさんが『カミナリがなった瞬間にパソコンからバチバチと音がして画面が消えたでぇ』と。
確かにパソコンの画面は真っ暗です。
すぐにスイッチを入れ直しましたが画面は真っ暗なままです。
これは一大事です。
もう一度スイッチを入れ直しましたが真っ暗です。

困ったなぁと思ったのですが、と言うより焦りまくりました。
しかし素人の私にはどうしようも無いので思い立つのは当店の常連であり私のパソコンの師匠のＹさんに連絡しようかと考えていました。

が、さらにもう一度パソコン本体、モニターなどすべての電源を切り、再度電源を入れると無事動きました。
やれやれです。

で、その後近所の常連さんがお見えになって、『さっきのカミナリ、どこに落ちたと思う？』と言うので、『え、落ちたの？音の感じからすると近くとは思うけど』と言うと何と当店から歩いて１分ほどの商店街のアーケードの
配電盤に落ちたそうです。
その配電盤の前のお宅ではテレビを見ていたそうで、突然壊れたそうです。

カミナリは遠くで鳴り響いているようでも驚く程の早さで近づいてくるのでカミナリが鳴ったら気をつけるようにと言われますが、今回もこんな近くに落ちるとは思いませんでした。
皆さんも特に屋外でのカミナリにはくれぐれも気をつけて下さい。
大丈夫と思っていても次の瞬間近くに落ちる可能性がある事を思い知りました。

２０日（土）

昨日の駄文はケーキのお話だけになってしまいましたが今日は続きです。

晩ごはんに土肥とうふ店のお豆腐を食べたいと思っていたので、昼から用事に出たついでにお店に寄りました。

前回お豆腐を買ったときに妻が近所の友達に試食代わりにとあげたところおいしかったので今度買う時一緒に買ってきてと頼まれていました。
友達に頼まれたにがり豆腐（木綿豆腐）、すくい豆腐。
私の所はお気に入りの汲みだし豆腐。

と、ショーケースに新製品と書いた札が付いたカップ入りのお豆腐があります。
品名の所に『名前はまだ決まっていません』と書かれ、さらに一日限定１０食と書いてあります。
ご主人の説明によるとスプーンで食べなければ行けないほど柔らかいと言い普通のお豆腐よりさらに甘さもあるというのです。
余談でメイプルシロップやチョコレートをかけたらスイーツみたいにとも。
ウーーーーン・・・。気になります。
で、買いました。

こうして、お豆腐と食後のケーキはあるのですが、さすがにこれだけでは足りないのでどうしようかと迷ったあげく、考えるのが面倒になってほか弁でもいいかと言いかけたのですが、待てよ、同じ持ち帰りで食べるのならやはりおいしい物を。

と言う事ですっかり当駄文でお馴染みになった『クーロン』さんのお持ち帰りにしようと言う事になりました。
早速電話で注文です。
が、電話をした事がないので電話番号が・・・。
すぐにパソコンのスイッチを入れて、クーロンさんの電話番号が乗っているサイトを探し、電話で注文しました。
クーロンと言えば焼き飯。それに私が大好きな揚げそば。

時間を見計らってクーロンさんに貰いに行ったらちょうど最後の仕上げ中。
熱々の出来たてを貰って帰りました。

帰る時にママが『揚げそばはベチャッとなるかもしれないから早く食べてね』と言っていましたが、確かにママのお言葉通りでした。
やはり揚げそばはお店でパリパリッと食べる方がいいようです。
とは言うものの　やはり揚げそばも焼き飯もおいしかったです。
ほか弁を止めて大正解です。

さて、新製品のお豆腐。
微妙です。カップに入ってプリンのような柔らかさで、付いているお醤油で食べたのですが、『食べた！』と言う満足感がなかったです。
正直言ってちょっと拍子抜けという感じです。
お醤油を多く掛けすぎたのかもしれません。

ところで、先日土肥とうふ店の紹介をしたところ早くも何人かの方からお問い合わせとほんとにおいしかったと言われました。
ご紹介できて良かったです。
まだの方も一度食べてみて下さい。
当店に模型を買いに来たついでに『おいしいお豆腐を買ってきたで』と持って帰れば奥様に喜ばれますよ。きっと。

１９日（金）

妻の○○回目（回数を書けばぶっ飛ばされそうなので・・・）の誕生日が数日後に迫ったのでどこかに食事にでも行こうかと思ったのですが、先日ご紹介した『土肥とうふ店』のお豆腐を食べたかったので夜は家で食事をする事にしました。
家で食べるとお酒も飲めますしね。

とは言うものの妻の誕生日もあると言う事でせめてケーキでも買おうかと気づいたのは犬の散歩の途中です。

毎日の犬の散歩の途中にケーキ屋さんがあります。
私がお店の前を通りかかるとこのお店のシェフが店頭の掃除をしていたりするのに出会います。
ずいぶん前ですが、このシェフが通りかかったときに会釈をしてくれました。
別に買い物に行ったわけでもなく通りかかっただけですが、犬の散歩で良く顔を合わすと言う事でおそらく挨拶をしてくれたのだと思います。
私も会釈を返したのですが、その次ぎにお会いしたときは『こんにちは』と声をかけていただきました。

先日リヨンのシェフ、まこっちゃんが遊びに来たときにこのケーキ屋さんのシェフの事を聞くと『僕の尊敬する先輩の一人です』と言っていたのと、リヨンに行くには時間がギリギリだったので昨日はこのケーキ屋さんに入りました。
（まこっちゃん、スマン。今度は早めに気づいてまこっちゃんのところに行きます。）

買い物をしていると偶々シェフがお店に顔を出されて、シェフの方から声をかけていただきました。
そこでシェフに『リヨンのまこっちゃんをご存じだそうで。まこっちゃんが尊敬してると言ってましたよ。でも、失礼ながらまこっちゃんと通じるという事はシェフもかなりな偏屈者じゃないですか？』と言った瞬間にお店のスタッフが皆さん大笑い。正解のようです。

いつもはたくさんのお客さんで賑わっているケーキ屋さんですが、私がいたときは他にお客さんがいなかったのでシェフとまこっちゃんネタで盛り上がりました。（まこっちゃん、クシャミが出ぇへんかったか？）

このケーキ屋さんは『ル・パティシエ　ミキ』さんと言います。

まこっちゃんのリヨンのケーキとは違うムードを持ったケーキと思います。
どちらがおいしいというのではなく、どちらもそれぞれのおいしさを持っていてそれがお店の、シェフの特徴という事でしょう。
あとは皆さんの口で確かめてみて下さい。

１６日（火）

ずいぶん前に書いたと思うのですが、私はお豆腐が大好きです。
特に夏場に食べるお豆腐。
冷やしたお豆腐にショウガ、ネギ、かつお節をふりかけると、夏場の食欲のない時でもおいしく食べる事ができます。

そんなわけで私の食事にはほとんど毎日のようにお豆腐が出ます。
お豆腐は妻がスーパーで買ってくるのですが、最近は一人分用にとちょうどいい大きさにパックされたお豆腐があります。
充填豆腐というそうですが、パックを破らなければ昔のお豆腐に比べて日持ちもするようで、味はさておき便利なのでつい買ってしまうようです。。

少し前になりますが用事があって店に出てきていた妻が、『元丸正のとうふ屋って書いたお店がこの先に出来てるんやけど』と当店から真っ直ぐ北方向を指しました。
場所は当店を北方向に２５０メートルほどの所です。

和歌山に在住の方ならご存じの方も多いと思いますが、和歌山には『丸正』と言う老舗百貨店があったのですが、６年余り前に倒産しました。
その丸正があった当時、テナントとして出店していたお豆腐屋さんの息子さんが中学生だった頃に当店によく遊びに来ていました。

その彼が学校を卒業してから家業のお豆腐屋さんを手伝っている事は知っていたので何度か買いに行った事はあるのですが、それでもこの１０年ほどは残念ながらご無沙汰していました。

妻から話を聞いて機会を見て訪ねてみようと思い、先日行ってきました。
あいにく彼は配達中と言う事で不在でしたが、お母さんが店番のお手伝いをされていました。

お母さんとお話しさせていただくと間違いなく私が知っている彼のお店でした。
早速彼のお店のお豆腐を買って帰りました。

いやぁ・・・・。
やはりスーパーで売っている充填豆腐とは全然違います。
正直言ってもちろん値段は高いですが・・・。
それにしても甘み、口触り、食感。
妻と二人で瞬く間に一丁食べてしまいました。
充填豆腐は小さな小分けパック一個を食べるのですが、最初の一口、二口は冷たくて口触りがいいのですが、半分ほど食べた頃に飽きてきます。
勿体ないから全部食べるのです。
それに比べてこのお豆腐は最後までおいしくいただきました。

数日後再び彼の店を訪れると今度は彼がいました。
もちろんその日も二人で一丁を瞬く間に平らげました。

数日後今度は私がお店に来る途中で彼のお店に寄って買いました。
もうスーパーの充填豆腐には戻れない口になってしまいました。

そんなにウマイお豆腐屋さんなのって気になってきたでしょ。
紹介します。

元丸正の豆腐屋さん『土肥とうふ店』

営業時間　１０時から１８時
定休日　毎週日曜日
場所　当店から北へ２５０ｍ（当店北方向の信号を越えてすぐ左側）

私のおすすめ
汲みだし豆腐（３７０ｇ）　１７８円
見た目からいかにも『手作り豆腐』という感じです。

もちろん他にも色々あります。
にがり豆腐（木綿豆腐）一丁　２００円
湯豆腐や鍋物に最適。

きぬこし豆腐　半丁　８４円
冷や奴と言えばやはりこれでしょう。

すくい豆腐（９０ｇ）　１３６円
小さめの大福餅くらいの大きさですが、まだ食べた事はないので何とも言えません。
が、ちょっと特殊なお豆腐みたいです。今度挑戦します。

もちろんうす揚げ、厚揚げ、がんもどき、こんにゃく等もあります。

アッ、そうそう。
このお店に『お豆腐用醤油』も売っていますのでご一緒に。
『こいくち』と『うすくち』があります。
私はうすくち派ですのでうすくちを使っています。

せっかくお豆腐の専門店に買いに行くのですから、スーパーでの買い物のようにただ買うだけでなく、お店で色々とお豆腐の事を聞いて、説明をしてもらってご自分の口と食べ方に合うお豆腐を探して下さい。
最初はお店の人に話しかけにくいと思いますが、話しかけるきっかけに『和歌山模型で聞いてきたんやけど』と言っていただければいいかと思います。

高いお肉で贅沢などは出来ませんが、お豆腐で贅沢なら私でも毎日のように出来そうです。
皆さんも是非一度『土肥とうふ店』を試してみませんか？
当店に来たついでにちょっと足を運んでみて下さい。
最近の若い人はスーパーのお豆腐しか知らないかもしれませんからもしかすればお豆腐に対する概念が変わるかも・・・。

１３日（土）

昨日の『全日本・模型ホビーショー騒動記 ２００７』の続きです。

ウェーブのＴ常務、フジミ専務と別れた私は注文書を持って各社を回りました。
数社回ってタミヤブースにたどり着きました。
フジミとはうってかわって最近のタミヤの製品開発は本当に楽しいメーカーではなくなってしまいました。
しかも昨年の１０月のホービーショーの際に直接田宮社長にお願いした事も一年経った今も何一つ実現されていません。（その場ではメモまで取っていたのに、私ごときの言う事など聞いてくれないのか？）

と言う事でタミヤに失望している私は抗議の意味もこめて、今年のホビーショーではタミヤブースでは注文以外は通り過ぎると決めていました。

ところが、注文コーナーに一直線に歩いている私の前に立ちはだかったのがＳさん。
Ｓさんは確か今は常務か何かだと思うのですが、私に『ちょっとこちらでお茶でも入れますから』と奥の商談コーナーへ『拉致』されました。

しばらくＳさんと話していると『また、俺の悪口かぁ？』と田宮社長も加わります。
田宮社長は静岡ホビーショーの時は主催者理事長と言う事で忙しいのですが、東京のホビーショーでは世話役を外れているのでヒマなのか捕まると長いです。

さらに続けて『奥さんの具合はどう？』と聞いてくれました。
田宮社長は私の顔を見ると必ず妻の体の事を尋ねてくれます。
社交辞令とは思いますが、妻の事を気にかけてくれているのはありがたいのです。

が、仕事の話は別という事で田宮社長に『去年ここでお願いした事が何一つ実現できていないけど』と言うと『何を聞いたっけ？』。

実は私もたくさんお願いしたので忘れてしまっていましたが、二つほどはずっと気になっていた事だったので、『せめてこの二つくらいは何とかしてよ』と再度社長とＳさんに念を入れてお願いしました。
さすがに今回は二人で口を揃えて『今度こそは早急に対応するよ』と約束してくれましたが、実現するまでは安心できません。
その後も色々と１時間余り３人で話していました。

その後も順調に注文を終え、今度は１１月に行う『チームオーバーレブ』の展示会への協賛品のお願いです。
軒並みに当たるのではなく、顔見知りで、なおかつ社内的立場もそれなりの人にお願いしないと価値ある協賛品を集める事はできません。
和歌山模型として５０年以上、私も３０年以上の経験をさせていただいているおかげで何社かはそれなりの方にお願いできるようになりました。

フジミとの人的パイプ造り、商品発注、展示会協賛品のお願いと今回のホビーショーの目的のほとんどを終えたのですが、今回唯一残念だったのは金子辰也さんにお会いできなかった事です。
ご本人の都合で会場にはお見えになっていなかったようです。

それでも仕事に関する目的を終え、朝と逆の道程で自宅に帰り着いたのは夜の１０時過ぎでした。
こうして今年も無事秋の長い一日が終わりました。

１２日（金）

昨日のお休みは『全日本模型・ホビーショー』に行ってきました。

１０月のホビーショーは東京で行われるので交通の便利さから飛行機を利用しています。
和歌山からだと空港リムジンバスを利用して４０分で関西国際空港に行けます。
また飛行機が羽田まで約一時間、羽田から会場がある幕張メッセまで空港リムジンバスで４０分くらいと実質の搭乗合計時間は２時間半くらいです。

が、乗り継ぎの時間待ちが多いのが難点です。
関西国際空港で４０分弱、羽田空港で５０分ほどの乗り継ぎ待ち時間がありました。
最も羽田空港では待ち時間を利用して朝食を食べたので待ち時間は苦になりませんでした。

午前５時２０分に和歌山駅からのバスに乗って、会場に着いたのは９時半頃でした。
それでも新幹線で行くよりずっと早く行く事ができます。

会場についてまず問屋さんのブースに行き、問屋さんの社長と担当のＫさんに挨拶をし、注文書を持って会場内へ。

問屋さんのブースを出たところで、ウェーブのＴ常務といきなり顔合わせ。

商品の製品化のお願いをしていると『この製品、フジミさんからだったらダメ？』と言うので『いや。別に問題はないよ。でも何でフジミなの？』と聞くと『フジミの専務、俺の弟子なんだよ』と大きな口を叩きます。
私が『何でフジミの専務が、あんたの弟子なのよ！いい加減な事を。』
Ｔ常務が『オォーーッ。信じてないなぁ。よし。分かった。』と携帯電話を出していきなり電話の相手に『どうしても会わせたい人がいるから、今すぐ来い。』と呼び出しています。

ものの３分もしない内に走ってくる若い人が。
この若者がフジミの専務であり、社長のお孫さんです。
私は初めてお目にかかりました。

カーモデルファンなら最近のフジミ製品のめざましい躍進ぶりはご存じの事と思いますが、その仕掛け人がこの若いフジミの専務なのです。
その陰にはどうやらＴ常務が色々とアドバイスをしているようで、フジミ専務の口からも『Ｔ常務の弟子です。』

元々Ｔ常務とは悪口仲間（？）の私は思わず若いフジミ専務に『こんな人の言う事を聞いていたら仕事の事よりも、女性遊びの指南ばっかりじゃないの？』。
聞いていたＴ常務は『またぁ〜。ひどいなぁ。そんな事はないよなぁ。それより（私を指さしながら）この人は関西を中心に西日本で一番うるさい模型屋。だから噛みつかれないように注意するように。』

今まで懇意にしているフジミ社員さんのいなかった私ですが、最近のフジミの活躍に何とかして色々と話のできる社員さんを見つけたくて、今回のホビーショーでもそのことが目的の一つとなっていました。

朝一からＴ常務にあった事がこんなにも幸運を呼ぶとは思いもしませんでした。
しかもフジミの立役者となっている本人に直接話す事ができたのですから。
早速、製品に関するお願いを直接話しておきました。

ウェーブＴ常務、フジミ専務と別れて注文を再開のために各ブースへ。

長くなりそうなので、この後は次回の入荷案内でご紹介します。

ところで、そんな事はどうでいいから肝心の製品の事と思われているかと思いますが、各メーカーや模型ファンのサイトの方が私がご紹介するよりよほど詳しいと思います。

ホビーショー前にすでに各メーカーから色々と発表されていましたが、フジミからは来年の発売予定で『１／３５０　金剛』と『１／３２　三菱バス』が会場発表となっていました。（これも直接フジミ専務から製品説明を受けました。）
またハセガワの会場発表は『１／４８　屠龍』でした。
他には特に会場で発表となっていた製品はなかったと思います。

それでは次回の『全日本模型・ホビーショー騒動記 ２００７』をお楽しみに。

６日（土）

自宅近く、歩いて２分ほどのところに大きなスーパーがある事は何度かこの駄文でご紹介していますが、今日のネタはそのスーパーでの事です。

私が仕事を終えて帰ってくるのが遅いので、晩ごはんも遅くなり、妻が食後の片づけを終えるのも遅くなります。
と言う事で当然寝るのも遅くなり、早くても１２時過ぎ、遅いときは１時を過ぎる事もあります。

寝るのが遅いので朝も遅く、７時過ぎまで寝ています。
７時に目覚まし時計をセットしていますが、私も妻も一度で起きた事がありません。
何度か目覚ましが繰り返し鳴る内にようやく起き出すのは妻が１５分から２０分後くらい、私は７時半くらいです。

さて、肝心のスーパーのお話しです。
このスーパーは９時開店なのですが、開店時にはお客さんが並び始めるほど繁盛しています。
特に売り出し日などは結構な人出があります。

私も売り出し品の中で必要なものがあるときは妻に代わって買いに行きます。
妻は膠原病の影響で朝からは余りテキパキと動けないので朝一番から買い物に行けません。
かといって、先に書いたように人気のお店なので妻が買い物に行ける程に体がほぐれる昼からでは特売品は売り切れになっているからです。

今日も朝から行ってきました。
テレビの画面の時計が９時になったのを見て出かけました。
スーパーに着くとまだ並んでいた人が店内に入りきっていないようで、ゾロゾロと並んで入っていました。

店内に入るとあるところで身動きならないといっても過言ではない状態の人混みとなっていました。
どうやらお醤油が安いようなのですが、そこに人が殺到しているようです。
『お醤油のコーナーでたいへん混雑しています。押し合わないようにお願いします』と店内放送で怒鳴るように叫んでいます。

さらに『お一家族様、一本となっています。ルールをお守り下さい。』と叫んでいます。
特売品ですのでお店では『一家族、一本限り』と制限しています。
が、どうやら一人で何本も買って家族で手分けして精算するようです。

買いたい人の気持ちは分からないではないのですが、やはりマナーを持って買い物すればいいのにと思いました。
こんなところにも『自分さえよければ』の風潮を見る事ができます。

と思っていたら私が買い物を終えてレジに並んでいると前の親子連れ。
小学校３，４年生くらいの男の子がパック入りの納豆を精算し、お母さんが横から子供にお金を渡しています。
で、次ぎにお母さんが精算するのを見ているとお母さんも納豆が。
どうやらこれも制限商品のようです。

いちいち目くじらを立てるほどの事でもないと言えばそれまでですが、ルールとマナーを教える機会を逃しているというか、逆にルール、マナー破りを教えていると言えば言いすぎでしょうか。
それとも私が細かな事を気にしすぎなのでしょうか。

５日（金）

今週のお休みは一日だったのと妻も私も定期検診のためにお医者さんに行ったのであっと言う間に終わってしまいました。

朝から妻が今年４月に手術を受けた人工股関節の定期検診に行きました。
レントゲンなどの結果では特に問題となるような事は無いとの診断でした。
が、術後半年経ったのにまだ違和感などもあり痛みも少し出る事があるようで、本人は痛みの原因が気になるので、担当の先生に『まさか体内にガーゼの置き忘れとかないですよねぇ』と聞いたそうです。
先生は『今のレントゲンは小さな異物まで映るから大丈夫ですよ』と笑いながら答えてくれたそうです。

お医者さんや他人から見ればバカみたいな質問ですが、たまに新聞などで置き忘れの報道があるので当人にすれば真剣に考えてしまうのです。
でも、こんな時に今回の先生のように理由と共に『大丈夫ですよ。』の一言が患者を助けてくれる事も事実です。

妻の検診が終わってから久しぶりに『クーロン』さんに焼き飯を食べに行きました。
このところクーロンさんに行く機会を逃していたので禁断症状が出ていました。
焼き飯にするか、天津飯にするか迷ったのですが今回は焼き飯にしました。
ウ〜〜〜〜〜〜〜〜ン。やっぱりウマイ！

そう言えばお休みの前日にご来店のＭ坂君が『ずっと書いてるお店の焼き飯ってそんなにおいしいの？どんなふうにおいしいの？』と聞かれました。
Ｍ坂君、とりあえず喰いに行け！
喰えば分かる。ウマイ！としか言いようがない。

午後からは私の定期検診のためにいつもの『きのしたクリニック』へ。
前回は美人の看護婦さんに血圧を測ってもらったところ興奮したためか高めの血圧でしたが、今回は院長が測ったためテンションが下がったようで通常血圧でした。
看護婦さんに測ってもらいたいし、通常血圧の方がいいし・・・。
悩むところです。

と言う事で私の血圧に関しては今のままでと院長と話した後で、私が来週行く予定の東京でのホビーショーの話を少ししたところ行きたそうにしてました。
きのした院長、来年ぐらい学会があるとか何とか適当に理由をつけて休診して一緒に行くか？

その後は私の両親の家によって様子を見て少し話をして、帰る途中で晩ごはんの買い物をして帰ってきました。

久しぶりに病院三昧（？）の一日でした。