ユニバーサル スタジオ ジャパン 1

UNIVERSAL STUDIOS JAPAN

PHOTO OPPORTUNITY DAY

A LIMITED INVITATION TO 5000 GUESTS

和歌山のテーマパーク『ポルトヨーロッパ』を作るために1993年に
和歌山に来た時に友達になった、Ross Gallichotteの招待で
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの見学会に行って来ました。

今回の招待は、午後1時から4時までの3時間、アトラクションも稼働していない、
おまけに場内での飲食、タバコは決められた場所以外は禁止、と言うことでしたので、
つまらないかもと思いましたが、せっかくRossが用意してくれたチケットを無駄にするのも
悪いし、彼が作った施設を見たい、と思って本当に見るだけのつもりで行きました。
Rossは私の家族全員の分と言うことで6枚のチケットを用意してくれましたが、
子供達はアルバイトを休むことが出来なかったので、問屋の人を誘いました。

Rossと昼食を一緒に取る約束をしていたので、
11時過ぎにユニバーサルスタジオ内にある彼のオフィスの近くで待ち合わせ、
彼の案内で舞洲にあるレストランで一緒に食事をしました。

1時前にいよいよ駐車場に入り、パーク内へ。
今回の招待は、5000人限定。
スタッフも招待状を一人、2枚ずつの割り当てだったので
6枚を用意するのに残りの4枚を彼の友人にもらってくれたとのことでした。

入り口で、チケットを見せて案内図とパンフレットを受け取ると6つのアトラクション
『スヌーピー・サウンド・ステージ・アドベンチャー』『スヌーピー・プレイランド』
『ユニバーサル・スタジオ・モーション・ピクチャー・マジック』
『ステージ22』『アニメ・セレブレーション』『バック・ドラフト』
を体験させてくれるとのことで、予定外のラッキー!

案内図では、全体の半分くらいしか立ち入れないのでちょっとがっかりしたのですが、
それでも、3時間という時間ではまだ足りないくらいでした。

アトラクションでは『スヌーピー』関係は正直なところあまり興味が無いので
イマイチでしたが、スヌーピーの好きな人や小さな子供さんは楽しそうでした。
ここで感心したのは、床に柔らかい材質のものを使っていて
子供達の安全への気配りを感じました。

今回、公開のアトラクションの目玉は『バック・ドラフト』。
映画の紹介、俳優の撮影苦労話、そして、メインの体験の3部構成。
あんまり詳しく内容を書いて皆さんの楽しみが無くなるといけないので
内容は控えますが消防法をクリアーするのにどんな手を使ったの?と思いました。
とにかく、凄かったし、楽しかったです。

『ユニバーサル・スタジオ・モーション・ピクチャー・マジック』も映画の
楽しさと家庭で見るビデオでは得られない迫力を改めて教えてくれました。
そう言えば、ここではちょっとしたハプニング。
上映中に映像が途中で止まってしまい、初めからやり直し。
どのお客さんからもブーイングは出ませんでしたが、
初めからやり直したときには、苦笑がおこりました。

『ステージ22』では映画『フリントストーン』(と思います。)で
使ったセットや小道具、衣装などを展示していました。

残念ながら、『アニメ・セレブレーション』は時間切れで見ることが出来ませんでした。

ユニバーサルスタジオジャパンでは、パーク内を『ハリウッドエリア』『ウェスタンエリア』
『ジュラシックパーク』等、7つのエリアにわけています。
私の友人のRossは『ニューヨークエリア』と『サンフランシスコエリア』を担当しました。
ここには、『バックドラフト』『バックトゥーザフューチャー』『ターミネーター』
『ET』『モンスターメーキャップ』のアトラクションがあります。

もちろん、ニューヨークやサンフランシスコの雰囲気を出すために、
地下鉄の入り口があったり、路上に路面電車のレールの跡を再現していたり、
ダウンタウン風の家並みがあったりとエリア全体がひとつの町になっています。
しかも、まっさらの施設なのに、汚れています。
模型の世界で言えば、1/1スケールの自作ダィオラマ(情景模型)、
しかも、ウェザリング(汚し塗装)済みの超精密作品と言うところでしょうか。
材料もこだわって、世界各地から持ってきたそうです。

個人的には、やはりRossの作ったエリアに特別な親しみと言うか、
感慨と言うか、思うものがあります。

ディズニーランドは2度行きましたが、ユニバーサルスタジオとは
コンセプトが違うと思いました。
ディズニーランドは『Dream』、
ユニバーサルスタジオは『Virtual Reality』でしょうか?
施設の造り、雰囲気は『すごい!』の一言につきると思います。
ディズニーランドは、園内にアトラクションを配置しているという感じですが、
ユニバーサルスタジオは、色々な町の風景があって、どこかの建物にはいると
アトラクションであったり、レストランであったり、おみやげ物屋さんであったり。
つまりパークと言う雰囲気ではなく、疑似の町があって、それぞれの建物は
単なる雰囲気作りの飾りではなく様々な役割があるのです。
そう、ここはテーマパークではなく、『ユニバーサル・シティ』なのです。

ユニバーサルスタジオの方が対象年齢層は上がると思います。
どちらが好きかは、意見の分かれるところだと思います。
でも、これを読んでいただいた皆さん、ぜひ、一度は訪れてください。
好き or 嫌い、おもしろい or おもしろくないはその後で判断してください。

最後に
Ross Gallichotte へ
こんな凄いパークを作った君と友達であることを誇りに思います。
君はもうすぐアメリカに帰るけど、いつまでも良い友達でいてください。
そして、もし再度日本での仕事のチャンスがあれば必ずゲットして、
仕事の事はさておき、私に会うために日本に来てください。

Robert Murphy / Stephen Dane へ
数回しか会えなかったけど、私の下手な英語につきあってくれてありがとう。
あなた方との出会いを与えてくれたRossに感謝。
次に日本に来る機会があれば、もっと色々一緒に楽しみましょう。
きっと、また会えると信じています。

写真も撮ってきました。Picture is here
Click

2001年3月15日、開園直前のプレビューに行ってきました。
色々なアトラクション体験記など盛りだくさん。
ユニバーサル スタジオ ジャパン 2

ユニバーサルスタジオジャパン2
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